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ジャクソン・ファイナンシャル株が急落、空売りリポートが会計慣行に懸念表明

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Sep 17, 20261 min read
ジャクソン・ファイナンシャル株が急落、空売りリポートが会計慣行に懸念表明

Summary

米保険大手ジャクソン・ファイナンシャルの株価が4.4%下落した。空売り投資家が同社の会計慣行や資本構成、特に自家再保険会社を通じたヘッジ損失の処理方法に疑問を呈するリポートを公表したことが背景。

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米保険大手のジャクソン・ファイナンシャル(NYSE: JXN)の株価が17日の取引で4.4%下落した。空売りを専門とする調査会社ベアー・ケイブが、同社の会計慣行と資本構成に疑問を呈するリポートを公表したことが売り材料となった。

空売りリポートが指摘する会計上の問題点

このリポートは、投資会社QVTフィナンシャルが作成し、ベアー・ケイブと共有したもの。リポートは特に、ジャクソンのキャプティブ再保険会社(自家再保険会社)であるブルックRe(Brooke Re)と、ヘッジ損失に関連する68億ドルの未収金に焦点を当てている。

リポートによると、ジャクソンの規制対象子会社であるジャクソン・ナショナル・ライフ(JNL)は、ヘッジ損失をブルックReに再保険している。しかし、ブルックReは損失を四半期ごとに全額支払うのではなく、3年間にわたる分割払いで返済する取り決めになっているという。これにより、2026年第2四半期末時点で68億ドルの純未収金が発生したとQVTは試算。この金額は、JNLの法定剰余金49億7100万ドルの137%に相当すると指摘している。

楽観的な前提と当局の対応

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QVTはさらに、ジャクソンが楽観的な保険数理上の前提に依存していると主張。実際の保険契約者の行動を反映させた場合、2022年第4四半期から2026年第2四半期にかけて、同社の市場リスク給付のモデル価値が予想よりも20億6600万ドル多く減少したと分析している。

なお、ブルックReの設立に関する文書について、ミシガン州保険金融サービス局は情報公開法(FOIA)の適用除外を理由に提供を拒否した。ジャクソン・ファイナンシャルは、このリポートに関する複数のコメント要請に応じていない。

市場への影響と背景

ジャクソン・ファイナンシャルは米国における伝統的な変額年金の最大手であり、総資産で8番目に大きい生命保険会社。2021年に英国の保険会社プルーデンシャルからスピンオフした。投資家にとって重要なのは、リポートを作成したQVTがジャクソンの株式および債券において空売りポジションを保有しており、価格が下落すれば利益を得る立場にあるという点だ。今回のリポートは、同社の財務の透明性に対する市場の懸念を高める可能性がある。

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