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BofA、ホークアイ360を「買い」に格上げ 株価下落で割安感

Summary
バンク・オブ・アメリカは、無線周波数(RF)インテリジェンス企業ホークアイ360の投資判断を「中立」から「買い」に引き上げた。宇宙・防衛セクターの株価下落で魅力的な水準になったと指摘し、目標株価は23ドルとした。
バンク・オブ・アメリカ(BofA)は、無線周波数(RF)インテリジェンスを提供するホークアイ360(HAWK)の投資判断を「中立」から「買い」に引き上げた。同行は、最近の宇宙・防衛セクターにおける広範な株価下落を受け、同社の株価が魅力的な水準にあると評価している。
BofAのアナリスト、ロナルド・エプスタイン氏はレポートの中で、目標株価を従来の34ドルから23ドルに引き下げたものの、直近の株価(約17ドル)からは依然として上昇余地があると指摘。「魅力的なバリュエーションがレーダーの下を飛んでいる」と題し、株価は下落しているものの「ホークアイの基盤事業は力強い」との見方を示した。
好調なファンダメンタルズと国際需要
BofAが事業の力強さの根拠として挙げたのは、第2四半期における87%という高い収益成長率と、2億9200万ドルに上る受注残高だ。この受注残高は、2026年の目標達成に向けた視界を良好にしている。
特に国際需要の伸びが著しい。海外からの収益は前年同期比で134%増加し、売上高全体に占める割合も前年の約30%から約42%に拡大した。インドや他の地域パートナーとのインド洋における海洋状況把握(MDA)に関する複数年契約などがこれを牽引しており、特定の米国政府機関への依存度を低下させる事業の多角化にも繋がっている。
Ad今後の成長ドライバー
今後の成長要因として、衛星コンステレーションの拡充が期待される。今年後半には「クラスター15」と「クラスター16」の打ち上げが予定されているほか、2027年初頭には従来世代よりコストを約75%削減した新型衛星「ブロック3」の投入が見込まれている。
一方、米国事業の減速については、政府機関閉鎖や暫定予算を巡る遅延に伴う一時的なタイミングの問題だとBofAは分析。国家偵察局(NRO)、宇宙軍、NASAといった顧客からの新規受注がこれを相殺していると指摘した。なお、新たな目標株価23ドルは、2027年のEV/EBITDA倍率30倍を基準に算出されている。