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BofA、注目すべきREIT7銘柄を選定 ヘルスケアや商業施設など

Summary
バンク・オブ・アメリカ(BofA)のアナリストが、ヘルスケア、商業施設、集合住宅など複数のセクターにわたるトップREIT(不動産投資信託)7銘柄を発表した。レポートでは、現在の市場環境と各銘柄の成長見通しが示されている。
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バンク・オブ・アメリカ(BofA)のアナリスト、ジェフリー・スペクター氏が最新の調査ノートで、複数の不動産セクターにわたるトップREIT(不動産投資信託)7銘柄を厳選して発表した。この選定は、REIT市場がBofAの算出する純資産価値(NAV)の92%で取引されており、長期平均の97%を下回る中で行われた。
市場環境とBofAの見通し
BofAのノートによると、REITの平均的な評価額は、将来のFFO(営業活動による資金)の19.1倍となっている。7月2日から9日の週において、REIT市場の動向を示すRMZ指数は1.0%下落し、同期間のS&P 500指数の0.8%上昇とは対照的な動きを見せた。
セクター別では、通信インフラ関連REITが1.6%上昇し最も好調だった一方、製造住宅セクターは4.0%下落し最も不振だった。BofAは、米国のREIT全体のFFO成長率について、2026年に7.3%、2027年に8.3%になると予測している。
厳選された7銘柄
Adスペクター氏が選定した7銘柄は、それぞれ異なる強みを持つ。以下はその概要である。
- アグリー・リアルティ (ADC) - トリプルネット商業施設:目標株価$92。投資適格級のテナント比率が同業他社の中で最も高い。2026年の調整後FFO(AFFO)成長率は6%と想定。
- アメリカン・ヘルスケアREIT (AHR) - ヘルスケア:目標株価$67。シニア住宅やメディカルオフィスなど多様なポートフォリオを保有。2026年のAFFO成長率は36.9%と予測。
- アバロンベイ・コミュニティーズ (AVB) - 集合住宅:目標株価$213。沿岸部のポートフォリオが構造的な供給不足の恩恵を受けると分析。開発案件も収益を押し上げる見込み。
- キューブスマート (CUBE) - 貸倉庫:目標株価$47。ニューヨーク市へのエクスポージャーが同業他社の中で最も高い。主要市場での供給増が落ち着くことで恩恵を受けるとみられる。
- マセリッチ (MAC) - モール:目標株価$28。ポートフォリオ再編計画により、純営業収益(NOI)の大幅な成長を目指す。2026年下半期から1億ドル超の追加NOIが見込まれる。
- フィリップス・エジソン (PECO) - ショッピングセンター:目標株価$45。年間3.5億~4.5億ドルの物件取得を目標とし、FFO成長を牽引すると予測。
- ウェルタワー (WELL) - ヘルスケア:目標株価$277。シニア住宅運営資産へのエクスポージャーがBofAのカバー範囲で最大。今後3年間の年平均成長率(CAGR)は20.3%と予測。
投資家への示唆
今回選定された銘柄は、伝統的な商業施設や住宅から、ヘルスケアや貸倉庫といった専門分野まで多岐にわたる。これは、BofAがREIT市場全体にわたり、セクターごとに異なる成長機会を見出していることを示唆している。投資家にとっては、市場全体の動向だけでなく、各セクターのファンダメンタルズや個別銘柄の戦略に着目することの重要性を示していると言えるだろう。