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S&P、エスティローダーの見通しを「安定的」に引き上げ デレバレッジ進展を評価

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Sep 15, 20261 min read
S&P、エスティローダーの見通しを「安定的」に引き上げ デレバレッジ進展を評価

Summary

格付け会社S&Pグローバル・レーティングは、化粧品大手エスティローダーの格付け見通しを「ネガティブ」から「安定的」に引き上げた。事業再建による業績改善と財務レバレッジの低下見通しを評価した。

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格付け会社S&Pグローバル・レーティングは、化粧品大手エスティローダー(NYSE: EL)の格付け見通しを「ネガティブ」から「安定的」に引き上げた。長期発行体格付け「A-」および短期・コマーシャルペーパー格付け「A-2」はすべて確認された。

今回の見通し引き上げは、同社の事業再建努力が奏功し、経営成績と信用指標が改善したことを反映している。S&Pは、エスティローダーの財務健全化が進むとの見方を示している。

レバレッジ改善の見通し

S&Pは、リストラ関連の現金支出のタイミングにより、報告ベースのフリー・オペレーティング・キャッシュフローが従来予想を下回る約7億ドルになるにもかかわらず、エスティローダーの調整後レバレッジが2027年度には2倍を下回ると予測している。これは、以前の2.4倍という予想からの改善となる。

具体的には、調整後レバレッジは2026年度に2.6倍に低下した後、2027年度には1.9倍まで低下するとS&Pは試算している。同社は既に4四半期連続で売上高の増加と売上総利益率の拡大を達成しており、直近の第4四半期の収益改善はS&Pの予想を上回った。

今後の業績予測

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S&Pは、エスティローダーの今後の業績について、引き続き堅調に推移すると予測している。主な予測値は以下の通り。

  • 調整後EBITDAマージン: 2027年度には500ベーシスポイント以上拡大し、21.4%に達する見込み。
  • 増収率: 一桁台半ばの成長を予測。
  • 連結売上高: 2027年度に約4%増加すると予想。

財務面の課題と強み

一方でS&Pは、2027年度のキャッシュフローがリストラ関連費用、運転資本投資、設備投資の増加により圧迫されると指摘している。特に、5億ドル超にのぼるリストラ関連の現金支払いが予想されており、これにより裁量キャッシュフローは2026年度の7億3800万ドルから2027年度には約1億5000万ドルに減少する見通しだ。

しかし、エスティローダーは潤沢な手元資金を有しており、2027年3月に満期を迎える5億ドルの債務を現金で返済する見込み。同社は2026年度末時点で35億ドルの現預金残高と、25億ドルのリボルビング・クレジット・ファシリティ(回転信用枠)を確保しており、財務基盤は強固であるとS&Pは評価している。

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