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大和証券、中国銀行株のカバレッジを開始 「ポジティブ」評価、純金利マージンの悪化は底打ちと分析

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Sep 18, 20261 min read
大和証券、中国銀行株のカバレッジを開始 「ポジティブ」評価、純金利マージンの悪化は底打ちと分析

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大和証券は中国の銀行セクターのカバレッジを「ポジティブ」な評価で開始した。3年にわたる純金利マージン(NIM)の縮小が最悪期を脱し、2026年以降は安定化に向かうとの見方を示している。

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大和証券は、中国の銀行セクターに関する調査レポートで、カバレッジを「ポジティブ」な評価で開始した。3年間の金利差縮小と利益停滞を経て、中国の銀行業界は穏やかながらも意味のある安定化の条件が整ったと指摘。純金利マージン(NIM)圧縮の最悪期は過ぎたと分析している。

NIMの安定化を予測

大和証券は、中国の銀行セクターの収益が2026年から2027年にかけて5%から6%の成長を遂げると予測している。個別銘柄の評価は以下の通り。

  • 中国建設銀行 (00939): 「買い」
  • 招商銀行 (03968): 「アウトパフォーム」
  • 中国工商銀行 (01398): 「ホールド」

同行の分析によると、業界の純金利マージンは2021年以降、累計で68ベーシスポイント(bp)縮小した。しかし、この逆風は転換点を迎える見込みだ。

収益圧迫の緩和要因

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NIM安定化の背景には、資金調達コストの低下と資産利回りの底打ちがある。大和証券は、約108兆元に上る高コストの既存預金が年内に満期を迎え、2026年には資金調達コストが21.4bp低下すると試算している。

資産サイドでは、約38兆元の住宅ローン金利再設定の影響が完全に消化されたほか、中国人民銀行(PBoC)が最優遇貸出金利(LPR)の引き下げを停止していることも追い風となる。これにより、NIMは2026年から2027年にかけて1.40%~1.41%で安定し、年間の縮小幅はわずか1~2bpに留まると予測されている。これは、2023年から2025年にかけての年間10~22bpの縮小から大幅な改善となる。

資産の質と株主還元

資産の質は管理可能とみられている。不動産関連の不良債権比率は2023年に3.89%でピークに達し、既存のリスクの大部分についてはすでに引当金が計上されているという。

また、中国の銀行のH株は5%~6%の高い配当利回りを提供しており、これは10年物国債の利回りを約385bp上回る水準にある。さらに、300~400bpに上る潤沢な中核的自己資本(CET1)比率のバッファーが、安定した配当と株価を支える要因になると大和証券は指摘している。

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