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UBS、ドクモリスの格付けを引き上げ 利益率改善の進展を評価

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Jul 20, 20261 min read
UBS、ドクモリスの格付けを引き上げ 利益率改善の進展を評価

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UBSは、オンライン薬局ドクモリスの投資判断を「売り」から「中立」に引き上げ、目標株価も大幅に上方修正した。営業利益率の改善に向けた実績が評価された。

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UBSは月曜付のレポートで、オンライン薬局ドクモリス(DocMorris)の投資判断を「売り」から「中立」に引き上げ、目標株価を従来の4.00スイス・フランから10.70スイス・フランへ大幅に上方修正した。同行は格付け変更の理由として、同社の「営業利益率改善における実績が前向きに進展している」ことを挙げている。

利益率改善の見通し

UBSは、ドクモリスの調整後EBITDA(金利・税金・償却前利益)マージンが、2025年度のマイナス4.4%から2030年度には約7.3%に達すると予測している。この改善は、より有利な販売構成、一般用医薬品(OTC)の値引き抑制、厳格なコスト管理によって推進されるとの見方を示した。

この見通しを反映し、UBSはドクモリスのEBITDAマージン予想を上方修正した。各年度の予想は以下の通り。

  • 2026年度: マイナス1.8%からマイナス1.2%へ
  • 2027年度: マイナス0.4%からプラス0.9%へ
  • 2028年度: プラス1.6%からプラス2.7%へ

市場コンセンサスを上回る業績予測

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UBSが提示した新たな業績予測は、市場のコンセンサスを上回る水準となっている。LSEGおよびVisible Alphaのデータを基にした7月16日時点のコンセンサスと比較すると、UBSの2026年度の売上高予測(12億5,800万フラン)はコンセンサス(12億2,200万フラン)を3%上回っている。

調整後EBITDAに関しても、UBSの予測はコンセンサスより強気だ。2026年度の予測はマイナス1,100万フランで、コンセンサスのマイナス1,900万フランよりも赤字幅が小さい。また、2027年度および2028年度の予測もそれぞれコンセンサスを上回っている。

依然として残る課題

格付けは引き上げられたものの、UBSは投資判断を「買い」とはしなかった。その背景には、フリーキャッシュフロー(FCF)の黒字化が2028年度後半まで見込めないという懸念がある。同社は10年以上にわたりFCFがマイナスで推移している。

UBSの分析では、FCFに基づく投下資本利益率(ROIC)は2029年度に4.8%、2030年度に10.7%となる見込みだが、これは同行が想定する加重平均資本コスト(WACC)の8.3%と比較すると、中期的に創出される価値が限定的であることを示唆していると指摘した。

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