Story

FRBは利上げも、UBSは株式ラリーの継続を予想

ENTHMSVIIDZHZH-TWJAKOHI
Sep 17, 20261 min read
FRBは利上げも、UBSは株式ラリーの継続を予想

Summary

米連邦準備制度理事会(FRB)がタカ派的なスタンスで追加利上げを実施したにもかかわらず、UBSは堅調な経済と企業業績を背景に、株式市場の上昇は続くと分析している。

Text size
Background

米連邦準備制度理事会(FRB)が追加利上げを決定し、さらなる金融引き締めを示唆したものの、UBSは木曜日の投資家向けメモで、この動きが株式市場の上昇を妨げることはないとの見方を示した。

FRBは追加利上げを示唆

FRBは政策金利の誘導目標レンジを25ベーシスポイント(bp)引き上げ、3.75%~4.00%とすることを全会一致で決定した。ケビン・ウォーシュ議長は、経済活動が「堅調なペースで拡大している」と述べ、金融環境が引き締まっているとは言い難いとの認識を示した。

FRB当局者の予測では、18人中16人が年内に少なくともあと1回の利上げを見込んでいることが示され、インフレ率を2%の目標に戻すことへのタカ派的な姿勢が強調された。

UBSが株式市場に強気な理由

FRBのタカ派姿勢にもかかわらず、UBSは株式市場に対して楽観的な見方を維持している。同行はその理由として、今後の利上げの多くがすでに市場価格に織り込まれている点を指摘。市場はサイクルを通じて4回近い利上げを想定していたのに対し、UBSの予測は2回だという。

Sample IUX Markets – In-articleAd

UBSは、現在の経済の力強さが金融引き締めの影響を吸収可能にすると分析している。その根拠として、以下の点を挙げている。

  • 堅調な経済指標: FRBが経済成長予測を上方修正したことや、8月の小売売上高が1.2%増加したこと。
  • AI分野への投資: AI関連の設備投資額が、現在の9,000億ドルから2027年には1.2兆ドルに増加すると予測。
  • 力強い企業業績: S&P 500構成企業の利益成長率が2026年に25%、2027年に14%になると予測しており、これが金利上昇の逆風を相殺すると見ている。

市場の反応と今後の見通し

利上げ発表当日の市場の反応は限定的で、S&P 500種株価指数は0.4%安、米2年国債利回りはわずか1bpの上昇にとどまった。これは、市場がある程度の引き締めをすでに消化していたことを示唆している。

UBSは、短期的なボラティリティに備えつつも、さらなる株価上昇を見据えたポジションを維持することを推奨している。また、金利に敏感なセクターへの集中を避け、分散されたエクスポージャーを持つことの重要性を強調した。

Back to latest news

LATEST