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KKR、米金利「高止まり」は2029年まで継続と予測 年末10年債利回りは5.1%を予想

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Sep 18, 20261 min read
KKR、米金利「高止まり」は2029年まで継続と予測 年末10年債利回りは5.1%を予想

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米大手投資会社KKRは、FRBのタカ派姿勢を受け、長期金利予測を上方修正した。政策金利の高止まりは2029年初頭まで続き、10年物米国債利回りは年末に5.1%に達すると見込んでいる。

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米大手投資会社KKRは、米連邦準備理事会(FRB)がインフレ抑制のために金融引き締めを長期化させるとの見方を強め、長期金利に関する予測を上方修正した。同社は、政策金利の高止まりが2029年初頭まで続く可能性を指摘し、ウォール街で広がる「より高く、より長く」というシナリオの中でも特に長期的な見通しを示した。

KKR、金利見通しを大幅に引き上げ

KKRは、FRBのウォッシュ議長が示す根強いインフレへの懸念を理由に、金利予測を更新した。同社のグローバルマクロ・資産配分責任者であるヘンリー・マクベイ氏が率いるチームは、レポートで新たな見通しを明らかにした。

  • 10年物米国債利回り:年末時点の予測を従来の5.0%から5.1%に引き上げ。2027年末時点の予測も4.7%から4.9%に修正した。
  • 政策金利:FRBが12月と来年3月にそれぞれ追加利上げを実施し、その金利水準を2028年までとしていた従来予測から延長し、2029年初頭まで維持すると予想。

KKRのチームは、「高い名目成長率、巨額の財政赤字、そして資本獲得競争が続く環境下では、債券市場の長期投資家は相当なタームプレミアムを要求し続けるだろう」と分析している。また、FRB自身もインフレ率が2%の目標に戻るのは2029年以降になるとの見方に傾いていると指摘した。

ウォール街で広がるタカ派への転換

KKRの見通し修正の背景には、先日の連邦公開市場委員会(FOMC)後のFRBの姿勢転換がある。FRBは全会一致で25ベーシスポイントの利上げを決定し、政策金利の誘導目標レンジを3.75%~4.00%へ引き上げた。ウォッシュ議長は会見でインフレが「高すぎ、長すぎる」と繰り返し、タカ派姿勢を鮮明にした。

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この動きを受け、ウォール街の大手金融機関は一斉に金利見通しを修正した。

  • バンク・オブ・アメリカ:最も強気な見方を示し、10月と12月に追加利上げが行われ、年末の政策金利が4.25%~4.50%に達すると予測。
  • ゴールドマン・サックス:9月で利上げ打ち止めとの従来見通しを撤回し、10月の追加利上げを予想。
  • JPモルガン、モルガン・スタンレーなど:大半が次回の利上げは12月になると見込んでいる。
  • シティグループ:年内の追加利上げはないとの見方を維持し、少数派となっている。

市場の焦点と今後の不確実性

市場関係者の間では、FRBがインフレとの戦いにおいて、その信頼性を取り戻すプロセスに入ったとの見方が大勢を占めている。モルガン・スタンレーのチーフ米国エコノミストは、「自身の政策がまだ景気抑制的ではないと考えているなら、やるべきことは残っている」と述べ、FRBの引き締め継続を示唆した。

今後の利上げペースを左右する最大の変数は、依然として原油価格と地政学リスクだ。エネルギー価格の高騰が続けば、FRBはより積極的な利上げを迫られる可能性がある。また、10月末のFOMCは中間選挙を直前に控えているため、多くの市場参加者は次の行動のタイミングとして12月が有力だと考えている。

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