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BTIG、Onを消費者セクターのトップ推奨銘柄に選定 投資家デーに注目

Summary
投資会社BTIGは、スイスのスポーツ用品メーカーOn Holdingを消費者・ライフスタイル分野のトップ推奨銘柄に挙げた。9月22日に開催される3年ぶりの投資家デーを前に、新たな成長戦略への期待が高まっている。
投資会社BTIGは、消費者・ライフスタイル分野におけるトップ投資機会として、スイスのスポーツ用品メーカーOn Holding(ONON)を推奨した。同社が9月22日に3年ぶりとなる投資家デーを控えていることが、主な注目材料となっている。
投資家デーへの期待
今回の投資家デーは、今年初めにCEOとCFOが交代して以来の重要なイベントとなる。また、同社は8月に初めて業績見通しを下方修正したが、BTIGはこの動きを「企業固有の問題の兆候ではなく、定価販売を維持し、新たなイノベーションに備えるための積極的な措置」と分析している。
BTIGは、Onが投資家デーで過去よりも緩やかな成長を示す新たな3カ年成長計画を発表すると予想。現在の市場環境を考慮すれば、投資家はより穏やかな成長ペースを受け入れる可能性があるとみている。同社は今後、利益率の健全性とD2C(消費者直接販売)主導の成長を優先事項として強調する見込みだ。
新たな財務目標の予測
BTIGは、Onが発表する新目標が、中期的なコンセンサス予想を上回る可能性を示唆すると考えている。ただし、投資家の信頼を回復するには数四半期を要する可能性も指摘した。
AdBTIGの予測によると、Onは2029年までの目標として以下の数値を提示する可能性がある。
- 恒常為替レートベースの成長率: 10%台後半から20%の範囲
- 調整後EBITDAマージン: 20%台前半以上
この予測が実現した場合、2029年の売上高はコンセンサス予想の55.7億スイスフランに対し、58億スイスフランに達する可能性がある。BTIGは、2027年の予想利益に基づく株価収益率(PER)約28倍、EV/EBITDA倍率約17倍を前提に、Onの目標株価を60ドルに維持している。
他のアナリストの見解
Onに対する他の金融機関の評価は分かれている。モルガン・スタンレーはカバレッジを再開し、投資判断を「オーバーウエート」とした。一方で、BMOキャピタルは「マーケットパフォーム」でカバレッジを開始。バンク・オブ・アメリカ・セキュリティーズは、セクター全体の成長懸念を理由に、目標株価を43ドルに引き下げている。