Story

ニューコア株が時間外で下落、第3四半期利益見通しが市場予想を下回る

ENTHMSVIIDZHZH-TWJAKOHI
Sep 17, 20261 min read
ニューコア株が時間外で下落、第3四半期利益見通しが市場予想を下回る
Text size
Background

米鉄鋼最大手のニューコア(NUE)が発表した2026年第3四半期の業績見通しが市場予想を下回ったことを受け、同社株は時間外取引で3.8%下落した。一過性の利益押し上げ要因がなくなることや、原材料部門の収益悪化見通しが投資家心理を圧迫した。

予想を下回る業績見通し

ニューコアが示した2026年10月3日を期末とする第3四半期の希薄化後1株当たり純利益(EPS)見通しは、5.55ドルから5.65ドルの範囲だった。これは、ウォール街のコンセンサス予想である5.99ドルを著しく下回る水準である。

この見通しは、前年同期の1株当たり利益2.63ドルからは大幅な改善となる。しかし、市場の高い期待値に届かなかったことが失望売りを誘い、株価は日中の高値268.08ドルから反落した。

収益圧迫の要因

今回の弱い見通しの背景には、第2四半期の好決算を支えた2つの非経常的な項目が、第3四半期には見込まれないことがある。

Sample IUX Markets – In-articleAd
  • 核融合エネルギー企業ヘリオンへの投資評価額上昇に伴う6,100万ドルの非現金性利益
  • 売上原価を押し下げた、過去の期間における原材料調達に関する約1億3,000万ドルの払い戻し

さらに、原材料部門は価格と出荷量の低迷により収益が減少すると予想されており、製鋼所部門および鋼材製品部門の利益を一部相殺する見込みだ。

市場の反応と背景

この発表を受け、ニューコアの株価は時間外取引で255.16ドルまで下落した。同日の主要株価指数(S&P 500)がほぼ横ばいであったことからも、個別銘柄としての売り材料が際立った形だ。

鉄鋼セクターは景気循環の影響を受けやすく、原材料コストが高止まりする中での利益率の持続性に対する懸念が根強い。著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイが2026年第2四半期にニューコア株の持ち分を大幅に削減したことも、機関投資家の間でポジション調整が進んでいたことを示唆している。

Back to latest news

LATEST