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米レナー、第3四半期利益が半減 住宅ローン金利高騰が需要を圧迫

Summary
米住宅建設大手レナーが発表した第3四半期決算は、高水準で推移する住宅ローン金利が住宅需要を圧迫し、純利益が前年同期比で半減以上となった。今後の販売価格見通しも市場予想を下回った。
米住宅建設大手レナーが16日に発表した第3四半期(8月31日終了)決算は、純利益が前年同期比で半減以上となる大幅な減益となった。高止まりする住宅ローン金利が購入者の負担となり、新築住宅市場の需要を冷え込ませたことが主因。この発表を受け、同社株は時間外取引で3%下落した。
予想を下回る決算内容
ロイター通信によると、第3四半期の純利益は2億8390万ドル(1株当たり1.19ドル)となり、前年同期の5億9100万ドル(同2.29ドル)から大幅に減少した。総売上高も前年同期比8%以上減の80億5000万ドルだった。
スチュアート・ミラー最高経営責任者(CEO)は、この「予想を下回る」利益について、前四半期から「悪化した」厳しい経済環境を反映したものだと説明した。
高金利が市場の重荷に
Ad同四半期中、米国の住宅ローン金利は7%近辺まで上昇し、住宅購入能力の逼迫が続いている。消費者信頼感の低下も相まって、購入希望者が様子見姿勢を強めており、レナーをはじめとする住宅建設業界は厳しい状況に直面している。
ミラーCEOは「地政学的な緊張と原油価格の上昇を背景に、インフレ率が依然としてFRB(米連邦準備制度理事会)の目標を上回っており、金利もそれに反応している」と指摘。ロイターが実施した専門家調査でも、住宅ローン金利は当面高止まりするとの見方が示されている。
慎重な先行き見通し
レナーは次期四半期の平均販売価格について、1戸当たり37万ドルから38万ドルの範囲になるとの見通しを示した。これはLSEGがまとめたアナリスト予想の平均38万3610ドルを下回っており、同社が今後の市場環境に対して慎重な姿勢を崩していないことを示唆している。