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エプスタイン氏遺産、児童ポルノ所持で被害者らが集団訴訟

Summary
故ジェフリー・エプスタイン氏が所持していた児童の性的虐待画像に写っていたとされる女性らが、同氏の遺産管理人を相手取り集団訴訟を提起した。40人以上を代表し、少なくとも600万ドルの損害賠償を求めている。
ロイター通信が報じたところによると、故ジェフリー・エプスタイン氏が所持していた児童の性的虐待コンテンツ(CSAM)に自身の画像が悪用されたとする女性2名が、同氏の遺産を相手取り集団訴訟を提起した。この訴訟は、押収された数千点に及ぶ画像や動画の被害者全員を対象とし、損害賠償を求めている。
訴訟の概要
訴状はニューヨーク・マンハッタンの連邦地方裁判所に提出された。原告側は、エプスタイン氏の遺産から40人以上の被害者に対し、総額で少なくとも600万ドルの損害賠償を求めている。これは1人あたり15万ドルに相当する。
訴訟の対象となっているのは、エプスタイン氏の元弁護士ダレン・インダイク氏と元会計士リチャード・カーン氏で、両氏は遺産の共同遺言執行者を務めている。インダイク氏の代理人弁護士はコメントを控えており、カーン氏の代理人からの返答は直ちに得られていない。
原告の主張と背景
訴状によると、原告の一人であるジェーン・ドウ(仮名)は、12歳の時に撮影された半裸の写真をエプスタイン氏に盗まれたと主張している。もう一人の原告「エイミー」(仮名)は、2019年にエプスタイン氏の邸宅から押収されたCSAMに写っており、その画像は現在も取引されていると訴えている。
Adこれらの画像は、2019年に連邦捜査官がエプスタイン氏のニューヨークの邸宅から押収した、いわゆる「モデリング・ブック」や、1万点以上のダウンロードされた動画や画像コレクションに含まれていたとされる。エプスタイン氏は2008年に未成年者への性行為勧誘で有罪判決を受け、2019年には未成年者の人身売買で起訴されたが、CSAMの作成、入手、配布容疑で起訴されることはなかった。
市場への影響と今後の焦点
この訴訟は、エプスタイン氏の莫大な遺産の分配に直接的な影響を与える可能性がある。賠償が認められれば、遺産の資産価値が大きく目減りすることになる。訴訟では金銭的な賠償に加え、エプスタイン氏のコレクションに写っている他の被害者を特定し、通知するためのプログラムの設立も裁判所に求めている。
エプスタイン氏の死後も続く法的な争いは、同氏の金融ネットワークや資産管理に関わった個人や機関に対する監視の目を強める可能性がある。投資家や関係者は、遺産をめぐる訴訟の行方と、それが金融界に与える潜在的な影響を注視している。