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インテュイティブ・サージカル株が急落、好決算も成長鈍化を嫌気

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Jul 17, 20261 min read
インテュイティブ・サージカル株が急落、好決算も成長鈍化を嫌気

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手術支援ロボット大手インテュイティブ・サージカルは、第2四半期決算が市場予想を上回ったものの、株価は急落。米国内での手術件数の伸び率鈍化や据え置かれた通期見通しが、投資家の懸念を招いた。

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手術支援ロボット「ダヴィンチ」で知られるインテュイティブ・サージカル(ISRG)の株価が、市場予想を上回る2026年第2四半期決算の発表後、時間外取引で10.9%急落し358.50ドルを付けた。好調な決算内容にもかかわらず、米国内での手術件数の成長鈍化と慎重な通期見通しが投資家の売りを誘った。

決算内容は予想超えも反応は「セル・ザ・ニュース」

同社が発表した第2四半期決算は、調整後1株当たり利益(EPS)が2.80ドル、売上高が28.9億ドルとなり、それぞれアナリスト予想の2.51ドル、28.2億ドルを上回った。

しかし、株価は発表後に急落。これは、好材料が出尽くしたとみた投資家による「セル・ザ・ニュース(ニュースで売る)」の動きに加え、いくつかの懸念材料が表面化したためである。特に、投資家が最も注視する指標の一つである米国内の手術件数の伸びが、第1四半期の14%から第2四半期には12%に鈍化したことが嫌気された。

成長見通しと高バリュエーションへの懸念

インテュイティブ・サージカルは、2026年通期のダヴィンチ手術件数の成長率見通しを13.5%~15.5%のレンジで据え置き、レンジの中間点付近になるとの見方を示した。上半期が15%に近い成長だったことを踏まえると、下半期は比較対象となる前年のハードルが上がることや季節的要因から、成長が緩やかになるとの見通しが示された形だ。

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投資家の懸念を増幅させている要因は複数ある。

  • 高水準のバリュエーション: 同社の株価収益率(PER)は約49倍と、他の医療技術関連企業に比べて割高な水準にある。市場全体がリスクオフムードになる中、このような高PER株は売られやすい。
  • 競争の激化: メドトロニックやジョンソン・エンド・ジョンソンといった競合他社が手術支援ロボット市場に参入しており、これまで同社が享受してきた独占に近い地位や価格決定力が揺らぐ可能性が意識されている。
  • 一時的な利益押し上げ要因: 第2四半期の非GAAPベースの売上総利益率70%には、3600万ドルの関税還付金という一時的な要因が含まれている。これを除くと利益率は68.7%となり、収益性の一部が持続的でないことが示唆された。

市場環境とアナリストの評価

当日はナスダック総合指数が1.8%下落するなど、市場全体が軟調だったことも高PERのグロース株である同社には逆風となった。決算発表を受け、トゥルーイスト証券は同社の投資判断を「買い」で維持したものの、目標株価を580ドルから510ドルに引き下げた。決算前から複数の証券会社が目標株価を引き下げており、市場のセンチメントが悪化していたことも今回の株価下落につながった。

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