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フットウェア・アパレル株、自社株買いでEPS成長の可能性=ベアード

Summary
米証券会社ベアードは、フットウェア・アパレルセクターが約300億ドル規模の追加自社株買いを実施する余力があると分析。これにより二桁台のEPS成長が見込まれ、特にクロックスなどが恩恵を受ける可能性があると指摘した。
米証券会社ベアードは、フットウェア・アパレルセクターにおいて、潤沢なキャッシュフローと借入能力を活用した大規模な自社株買いの可能性があるとの分析を発表した。これにより、セクター内の多くの企業で一株当たり利益(EPS)が二桁成長する可能性があり、特にクロックス(CROX)やウルヴァリン・ワールドワイド(WWW)が恩恵を受けると見ている。
300億ドル規模の自社株買い余力
ベアードの分析によると、同社がカバーするフットウェア・アパレル企業は、「中程度のレバレッジシナリオ」の下で、合計約300億ドルの追加自社株買いを実行する能力があるという。これは、対象企業の中央値時価総額の約20%に相当する規模となる。
この自社株買いの原資は、今後12ヶ月のフリーキャッシュフロー約80億ドル、関税還付など一時的な収入20億~30億ドル、残りを追加の負債で賄うと想定されている。ベアードは、セクター全体のファンダメンタルズが堅調である一方、株価評価が低水準にとどまっていることが、自社株買いを後押しする背景にあると指摘している。
EPS成長が期待される企業
ベアードは、自社株買いの拡大から恩恵を受ける可能性が高いとして、クロックスとウルヴァリン・ワールドワイドの投資判断を「アウトパフォーム」に据え置いている。特に、内部での現金創出能力と現在の株価評価を考慮すると、カナダグース(GOOS)、ウルヴァリン・ワールドワイド、クロックスが、このシナリオにおいて最も力強いEPS成長を達成する可能性があるとした。
Ad市場の背景と過去の実績
歴史的に、同セクターは2007年以降、年平均で期初時価総額の約2.5%を自社株買いを通じて株主に還元してきた実績がある。一部の企業は、発行済み株式数を大幅に削減している。
- クロックス(CROX): ピーク時から40%減
- デッカーズ・アウトドア(DECK): ピーク時から39%減
- ナイキ(NKE)、コロンビア・スポーツウェア(COLM)など: ピーク時から20%以上減
最近の事例として、ビルケンシュトック(BIRK)による2億5000万ドル、リーバイ・ストラウス(LEVI)による2億ドルの自社株買い発表が、それぞれの株価を支える要因になったとベアードは指摘している。