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AI関連株の売り、BofA「健全なローテーション」と分析

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Jul 12, 20261 min read
AI関連株の売り、BofA「健全なローテーション」と分析

Summary

バンク・オブ・アメリカ・セキュリティーズは、最近の日本のAI関連株の売りを、市場の健全なローテーションであり、本格的な下落の始まりではないと分析。投資家にはポートフォリオの多様化を推奨している。

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バンク・オブ・アメリカ・セキュリティーズ(BofA)は、最近の日本のAI関連株の売りについて、広範な下落の始まりではなく、株式市場における健全なローテーションの一環であるとの見方を示した。同行は、マクロ経済リスクと割高なバリュエーションを背景に、投資家に対してポートフォリオの多様化を推奨している。

売り圧力の背景にある複数要因

BofAによると、今回のAI関連株のセンチメント悪化には複数の要因が影響している。同行が指摘する主な懸念材料は以下の通りである。

  • AIデータセンターへの投資の持続性に対する懸念
  • メモリーやAIトークンのコスト上昇
  • より安価な中国製オープンソースAIモデルへのシフト

同時に、原油価格の下落と米国の実質金利の上昇が、投資家にAI以外のセクターへの資金移動を促した。BofAは、主要株価指数が横ばいに見える中でも、市場内部では大きな資金シフトが起きていると指摘する。

ポジション調整と季節的要因

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長期的な上昇の後、AI関連株には過度に集中したポジションが積み上がっており、高ベータ・高バリュエーション銘柄からの利益確定売りが出やすい状況にあった。BofAは、こうした動きをドットコムバブルや2008年の金融危機時に見られたような極端な市場集中が起きない限り、深刻な市場崩壊の兆候とは考えていない。

また、例年6月下旬から8月上旬にかけては、企業の業績修正モメンタムが弱まるため、モメンタム株が軟調になりやすいという季節的な要因も寄与していると分析している。

今後の見通しと投資戦略

今後の見通しとして、BofAは第1四半期の決算発表後にAI関連株が反発する可能性はあるものの、その回復は即時的なものではなく段階的なものになると予想している。

同行は投資家に対し、AI関連へのエクスポージャーは維持しつつも、株価収益率(PER)などが「極端に割高な」銘柄は避けるべきだと助言。その上で、市場の物色の裾野が広がる中で恩恵を受ける可能性のある、銀行、防衛、建設、不動産、小売、食品といった非AIセクターや、安定成長企業への配分を増やすことを推奨している。

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