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中国AI「智譜AI」、年初来872%高騰後に急落——強気・弱気双方の視点

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Jul 23, 20261 min read
中国AI「智譜AI」、年初来872%高騰後に急落——強気・弱気双方の視点
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中国の大手AI(人工知能)開発企業である智譜AI(Zhipu AI、香港:2513)の株価が、2026年1月の上場以来、熱狂的な上昇を見せた後、急激な調整局面に突入している。年初来で872%という記録的な上昇を遂げた一方で、直近では高値から60%以上も下落しており、投資家の間で強気と弱気の意見が真っ二つに分かれている。

背景:熱狂的な上昇と突然の急落

2026年1月に香港証券取引所に上場した智譜AIは、中国独自の基盤的大規模言語モデル(LLM)「GLM」ファミリーを開発する企業として、今年半ばにかけて市場で最も注目される銘柄の一つとなった。株価はIPOから一時+1,300%上昇し、最高値である2,980香港ドルを記録した。

しかし、その後の反落は激しいものだった。株価は1,169香港ドルまで急落し、最高値から-60.8%の下落となった。特に直近1ヶ月では-46.22%と、そのボラティリティの高さが際立っている。

株価下落の複数要因

この急激な株価調整には、複数の要因が指摘されている。

  • 希薄化を伴う増資: 同社は7月9日、1株あたり1,588香港ドルで1,978万株を売却し、40億ドル(約313.7億香港ドル)を調達した。この価格は、前日終値から約13%のディスカウントであり、市場に警戒感を与えた。
  • IPO資金の急速な消費: 6月30日時点で、1月の上場時に調達した純手取金の93%以上をすでに使用していたことが明らかになった。これは、今回の資金調達が機会を捉えたものではなく、緊急性を要するものであったことを示唆している。
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強気材料と事業戦略

株価の乱高下にもかかわらず、同社の戦略的な野心は明確だ。投資家が注目する強気材料には、グローバルなLLMと競合する「GLM」モデルの研究開発、半導体の外部依存を低減するための独自ASIC(特定用途向け集積回路)チップ開発、そして大規模なデータセンター拡張計画などが含まれる。

また、ロックアップ期間終了後、主要なコーナーストーン投資家(政府系ファンドなど)が長期保有の意向を再確認したことも、株価の下支え要因として一部で評価されている。

評価と今後の見通し

現在の株価1,169香港ドルであっても、智譜AIの時価総額は5,238.7億香港ドル(約670億米ドル)に達する。同社はまだ利益を上げておらず、今年の黒字化も見込まれていない上、急速に資金を消費している。

この高い評価は、中国のAI技術が将来的に世界をリードするという非常に長期的な信頼に基づいている。しかし、直近で40億ドルを調達した1,588香港ドルという株価水準は、現在の株価から約36%上方に位置しており、今後の回復局面において大きな「上値の壁」となる可能性がある。

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