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Netflix、決算発表を前に成長持続性に懸念 視聴者エンゲージメントが課題に

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Netflixは木曜日に第2四半期決算を発表するが、視聴者エンゲージメントの低下や広告事業の成長鈍化が指摘される中、投資家は同社の新たな成長戦略に注目している。
動画配信大手Netflixは木曜日に第2四半期決算の発表を控える中、その成長戦略について投資家からの厳しい視線にさらされている。競合の激化や視聴形態の多様化を背景にユーザーエンゲージメントに陰りが見え始めており、新たな成長の柱への期待が揺らいでいるためだ。
成長鈍化と広告事業の課題
LSEGがまとめたアナリスト予想によると、第2四半期の売上高は前年同期比13.6%増の125.9億ドルとなる見通し。しかし、この伸び率は過去4四半期で最も低い水準となる。調整後1株当たり利益は79セントと予想されている。
過去2年間の成長を支えてきたパスワード共有の取り締まりや料金引き上げの効果が薄れる中、次の成長エンジンとして期待される広告事業も、当初の予想ほど力強い成長を見せていない。第2四半期の広告収入は7億580万ドルと見込まれているが、Emarketerのアナリスト、ロス・ベネス氏は「(広告事業の)予測を下方修正せざるを得なかった」と指摘している。
視聴者エンゲージメントの維持が焦点に
同社の最大の課題は、巨大化したプラットフォームでいかに勢いを維持するかという点にある。PP Foresightのアナリスト、パオロ・ペスカトーレ氏は「同社は破壊者から支配者へと移行したが、現在の課題ははるかに大きな基盤から勢いを維持することだ」と分析する。
Adブルームバーグ・ニュースが今月初めに報じたところによると、「ナイト・エージェント」や「BEEF/ビーフ」といったヒット作でさえ、シーズン1の終了後には視聴者の約半数以上が離脱するなど、視聴者を惹きつけ続けることに苦戦している様子がうかがえる。このエンゲージメントの低下が、投資家の懸念を増幅させている。
ライブイベントやM&Aで活路
エンゲージメント向上と広告主誘致のため、Netflixはライブイベントへの進出を加速させている。CNBCの報道によれば、同社は2030年と2034年のFIFAワールドカップの米国放映権入札を検討しているほか、映画レビューサイト「Letterboxd」の買収交渉も行っているという。
市場ではComcast傘下のNBCUniversalのスピンオフを巡る憶測も飛び交っているが、アナリストの多くは、Netflixは大型買収よりも小規模な案件に集中すると見ている。同社の株価は今年に入り5分の1以上下落しており、市場は決算発表で示される今後の成長戦略を注視している。