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モルガン・スタンレー、ペロトン株に弱気姿勢を維持 「アンダーウェイト」を再表明

Summary
モルガン・スタンレーは、コネクテッドフィットネス企業ペロトン・インタラクティブに対する「アンダーウェイト」の投資判断を再確認した。市場の楽観的な成長予測は非現実的であると指摘し、強気派の主張に反論している。
モルガン・スタンレーは9月17日に発表した顧客向けメモで、コネクテッドフィットネス大手のペロトン・インタラクティブ(PTON)に対する弱気な見方を改めて強調した。同社は、最近の投資判断引き下げ後に見られる強気派投資家からの反論に応える形で、同社の「アンダーウェイト」評価を維持する根拠を詳述した。
強気派の論拠とそれに対する反論
同社のネイサン・フェザー氏が率いるアナリストチームは、今月初めにペロトンの投資判断を「イコールウェイト」から「アンダーウェイト」に引き下げていた。同氏によると、一部の強気派は依然として同社株の上昇余地を見出しており、その主な論拠として以下の点を挙げているという。
- 新製品の投入が新規顧客獲得の回復を牽引する
- 法人向け事業が成長を後押しする
- 大規模な自社株買いが株主リターンを押し上げる
- 現在の株価評価が魅力的である
しかしモルガン・スタンレーは、これらの見方に対して懐疑的だ。フェザー氏は、より手頃な価格のトレッドミルや筋力トレーニングマシンといった新製品が投入されても、「市場はすでに楽観的な成長の仮定を織り込んでいる」と指摘。特にコネクテッド筋力トレーニングマシンは、過去の製品が大型で高価すぎたか、本格的なトレーニングには不十分であったため、成功実績が乏しいと分析している。
Ad高すぎる市場の期待
ペロトンの市場シェアは、パンデミック中のピーク時であった約38%から、自転車、トレッドミル、ローワーを含むフィットネス機器市場全体では推定9%まで低下した。一方で、モルガン・スタンレーがより重要な指標と見なすコネクテッドフィットネス市場においては、依然として約45%という圧倒的なシェアを維持している。
最も重要な点として、フェザー氏は市場コンセンサスがすでに新規顧客獲得数の回復を織り込んでいることを問題視している。過去5年連続で2桁の減少が続いたにもかかわらず、コンセンサス予想では今後3年間で36%の増加が見込まれている。同氏はこれを「達成は困難と思われる高いハードルだ」と結論付けており、ペロトンが市場の期待に応えるのは難しいとの見方を示した。