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ラトビア政府、経営難のエア・バルティックに戦略的投資家と交渉中=首相

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Jul 17, 20261 min read
ラトビア政府、経営難のエア・バルティックに戦略的投資家と交渉中=首相

Summary

ラトビアのクルベルグス首相は、経営難に陥っている国営航空会社エア・バルティックの財務基盤を強化するため、戦略的投資家と交渉中であることを明らかにした。同社はデフォルト(債務不履行)のリスクに直面している。

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ラトビア政府が、経営難に陥っている国営航空会社エア・バルティックの救済に向け、戦略的投資家と交渉を進めていることが明らかになった。ロイター通信とのインタビューに応じたアンドリス・クルベルグス首相が認めたもので、同社は債務不履行のリスクを回避するため、財務基盤の強化を急いでいる。

首相が交渉の事実を認める

クルベルグス首相はロイターに対し、「真剣なパートナーと協議している」と述べ、交渉が進行中であることを認めた。投資家の社名は明かさなかったものの、「この夏のうちに実行する案件だ」とし、交渉が最終段階にあることを示唆した。

首相によると、ラトビア政府が投資家に提示する主な条件は、エア・バルティックが最大手であるリガ空港のハブ機能を維持することだという。同氏は、潜在的な投資家が取得する可能性のある株式の割合に関する質問には答えなかった。

深刻化する財務状況

エア・バルティックは、短期資金の調達を目的として、8月3日に社債権者との会合を予定している。同社の財務状況は厳しく、格付け会社フィッチ・レーティングスは先週のメモで、複数の懸念点を指摘した。

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フィッチによると、同社は以下の課題に直面している。

  • 8月に返済期限を迎えるラトビア政府からの3,000万ユーロ(約3,400万ドル)の短期融資をまだ返済していない。
  • 2029年満期のシニア担保付社債の規定で求められている準備口座への資金補充を6月に怠った。

背景と今後の見通し

エア・バルティックの経営不振の背景には、複数の要因が重なっている。ロシアによるウクライナ侵攻後のロシア・ウクライナ市場へのアクセス喪失、新型コロナウイルスのパンデミック、中東危機などが事業の重しとなっている。さらに、エアバスA220-300型機のエンジン納入遅延により多くの機体が地上待機を余儀なくされ、計画されていた株式上場(IPO)も繰り返し延期されてきた。

クルベルグス首相は、経営陣が来週、持続可能な経営に向けた再建策を盛り込んだ新たな事業計画を提示すると述べた。首相は「(事業)計画の実現には多くの要素が必要だ。一つは資金であり、もう一つは戦略的投資家だ」と語り、外部からの資本注入が不可欠であるとの認識を示した。

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