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インディテックス株が上昇、バークレイズが価格決定力を評価し投資判断引き上げ

Summary
「ZARA」を展開するインディテックスの株価が月曜日に3%超上昇した。英バークレイズが、同社の価格決定力や収益成長の可能性を評価し、投資判断を「オーバーウエート」に引き上げたことが背景。
「ZARA」の親会社であるインディテックスの株価が27日の取引で一時3.4%高の56.29ユーロまで上昇した。英金融大手バークレイズが、同社の投資判断を「イコールウエート」から「オーバーウエート」に引き上げ、目標株価も56ユーロから62.50ユーロに修正したことが好感された。
評価引き上げの背景
バークレイズはレポートの中で、インディテックスの株価が2025年に14%上昇した後、年初来で2%下落している現状を投資機会と捉えていると指摘。インフレ環境下における同社の価格決定力と在庫管理能力を高く評価した。
同行は、インディテックスの中期的なEBITマージン(利払い・税引き前利益率)が市場コンセンサスを上回る可能性があると分析。2026年から28年にかけての利益予想はコンセンサスを2%上回っているという。今後12ヶ月の株主総利回り(TSR)については、11%のEPS(一株当たり利益)成長と4%の配当利回りを合わせて10%台半ばに達すると予測している。
Ad今後の見通しとリスク
バークレイズは、インディテックスの中期的な売上高成長率予測を約0.5ポイント引き上げ、約7%とした。これは、既存店売上高の4.5〜5%増と、新規出店による2〜2.5%の貢献を織り込んだもので、会社計画や市場コンセンサスとおおむね一致する。
短期的な試金石となるのは9月9日に発表予定の第2四半期決算だ。バークレイズは5〜7月期の現地通貨建て売上高が第1四半期並みの8.8%増になると予想している。一方で、欧州の猛暑による客足への影響、米国の税還付による支援効果の薄れ、燃料価格高騰に伴う可処分所得への圧力などをリスク要因として挙げている。