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欧州国債に売り圧力、市場はECBの2027年初頭までの利上げを織り込む

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Sep 15, 20261 min read
欧州国債に売り圧力、市場はECBの2027年初頭までの利上げを織り込む

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欧州の国債市場では、ECBによる長期的な金融引き締め観測が強まり、特に短期債の利回りが急騰しています。原油価格の高騰がインフレ懸念を再燃させ、市場のタカ派的な見方を後押ししています。

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欧州の国債市場、特にドイツの短期債が強い売り圧力にさらされています。エネルギー価格の高騰によるインフレ再燃を背景に、欧州中央銀行(ECB)が長期にわたり金融引き締めを継続するとの観測が市場で急速に強まっているためです。

短期債利回りが急騰、長期金利は高止まり

火曜日の市場で、金融政策に敏感なドイツの2年物国債(シャッツ)利回りは再び急上昇し、2023年後半以来の最高水準を更新しました。世界の中央銀行がエネルギー主導のインフレを抑制するために、継続的な利上げを余儀なくされるとの見方が強まったことが背景にあります。

一方で、数日間にわたり売りが続いていた長期債は小幅に反発しました。ドイツの指標となる10年物国債(ブント)利回りは、2009年以来の最高水準からわずかに低下し、3.518%前後で取引されました。超長期の30年債利回りも3.875%に低下しました。

世界的な金融引き締めへの警戒感

欧州のイールドカーブ全体にかかるフラット化圧力は、世界的な金融政策決定を市場が織り込む中で強まっています。ECBは先週、政策金利を0.25ポイント引き上げ2.50%としました。

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今週は、米連邦準備制度理事会(FRB)と日本銀行の金融政策会合も控えています。市場では、FRBが水曜日に0.25ポイントの利上げを決定する確率が90%織り込まれているほか、日銀も政策金利を1.25%へ引き上げると広く予想されており、世界的な協調引き締めの波が意識されています。

スワップ市場の動向は、ECBの利上げサイクルがまだ終わっていないとの市場の確信を反映しています。トレーダーは、年内にECBがさらに0.25ポイントの利上げを行うことを完全に織り込んでおり、2027年2月までに追加で2回の利上げが行われる可能性を織り込んでいます。

原油高がインフレ懸念を増幅

短期金利を高止まりさせている根本的な要因は、中東におけるエネルギー危機です。ブレント原油先物は火曜日に1.2%上昇し、1バレルあたり113ドルを突破しました。サウジアラビアが、世界の石油供給の最大4%に影響を与えかねないパイプラインへの攻撃をイランが支援する勢力によるものだと非難したことが背景にあります。

紅海でのフーシ派による新たな攻撃や、オマーンでの輸送協議の延期も、長期的なエネルギー供給途絶への懸念を強めています。こうした地政学的リスクがインフレ期待を押し上げ、中央銀行にタカ派的な姿勢を維持するよう圧力をかけています。

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