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フィッチ、エジソン・インターナショナルの見通しを「ネガティブ」に引き下げ 山火事対策改革の停滞で

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Sep 16, 20261 min read
フィッチ、エジソン・インターナショナルの見通しを「ネガティブ」に引き下げ 山火事対策改革の停滞で

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格付け会社フィッチは、カリフォルニア州の山火事関連債務に対する立法措置が停滞していることを受け、電力会社エジソン・インターナショナルの格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に修正した。

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格付け会社フィッチ・レーティングスは、米電力大手エジソン・インターナショナル(NYSE: EIX)およびその主要子会社である南カリフォルニア・エジソン(SCE)の格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げた。長期および短期の発行体デフォルト格付け(IDR)は、それぞれ「BBB」と「F3」で据え置かれた。

山火事対策の法整備が停滞

今回の見通し引き下げの主な要因は、カリフォルニア州議会が会期を終えるにあたり、大規模化する山火事のリスクから投資家所有の公益企業(IOU)が負う巨額の賠償責任を社会全体で分担する恒久的な解決策を打ち出せなかったことにある。フィッチは、この立法措置の停滞が、州内の公益企業にとって厳しい規制・立法環境を浮き彫りにしていると指摘した。

フィッチは、山火事コストの負担を軽減し、電力会社の信用力を支えるための進展がなければ、将来的な格下げの可能性が高いと警告している。同州では、株式リターンの制限や、資本コスト算定における株主資本利益率(ROE)の引き下げなど、電力会社の信用力にとってマイナスとなる動きが続いている。

財務への具体的な影響

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具体的な事例として、2026年8月4日にロサンゼルス郡消防局が公表した調査報告書では、「イートン火災」の原因がSCEの送電鉄塔で発生したアーク放電であると結論付けられた。この火災により9,418棟の建造物が焼失し、SCEは2026年6月30日時点で、保険会社や個人・法人との和解に関連して16億ドルの損失を計上している。

カリフォルニア州の裁判所は、逆収用の原則に基づき、電力会社に無過失責任を認める判断を過去に下している。フィッチによると、イートン火災に関連するSCEの10億ドルを超える第三者賠償責任は、州が設立した210億ドルの初期山火事基金から拠出される見込みだ。しかし、この引き出しは基金の残高を大幅に減少させ、SCEを含む他の参加IOUの将来的なリスクを高める可能性があるとフィッチは分析している。

格付けと財務見通し

規制面では、カリフォルニア州公益事業委員会(CPUC)が最近、SCEの承認ROEを従来の10.75%から10.03%に引き下げたこともマイナス材料視されている。フィッチは、エジソン・インターナショナルのFFO(Funds from Operations)レバレッジが2025年の3.8倍から、2026年から2030年にかけて平均4.4倍に悪化すると予測しており、これが今回の見通し引き下げの背景にある。

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