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シティ、世界株式は2027年半ばまで上昇継続と予測 金利上昇リスクも業績が牽引

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Sep 16, 20261 min read
シティ、世界株式は2027年半ばまで上昇継続と予測 金利上昇リスクも業績が牽引

Summary

シティは、米連邦準備制度理事会(FRB)をはじめとする世界の中央銀行が金融引き締めへ転換する中でも、企業業績の拡大を背景に世界株式は2027年半ばまで上昇を続けるとの見通しを維持した。過去の利上げサイクルでは短期的な変動は見られるものの、1年後には株式市場が上昇する傾向にあると指摘している。

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シティグループのストラテジストは、世界的な金利上昇リスクが高まる中でも、企業業績の拡大が株価を牽引し、世界の株式市場は2027年半ばまで上昇を続けるとの見方を維持した。米連邦準備制度理事会(FRB)が今週、約2年ぶりに利上げに踏み切るとのエコノミスト予想が出される中での分析となる。

世界的な金融引き締めへの転換

デビッド・グローマン氏率いるシティのストラテジストチームによると、金融引き締めへの転換は米国に限らない。同行のエコノミストは、今週の日銀による利上げ、欧州中央銀行(ECB)の追加利上げ2回、イングランド銀行の利上げ2回を予想している。利上げに踏み切る中央銀行の数が利下げを行う銀行の数を上回るのは、数年ぶりのこととなる。

過去の利上げサイクルが示すもの

シティが1970年代以降のFRBの利上げサイクルを分析したところ、世界の株式市場は利上げ開始時に不安定化する傾向があるものの、6〜12ヶ月後には平均して上昇に転じることが分かった。過去9回の利上げサイクルにおける主な傾向は以下の通りである。

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  • 最初の利上げ後の3ヶ月間で株価が上昇したのは約3分の1のケースのみだった。
  • しかし、最初の利上げから12ヶ月後には、過半数のケースで株価は上昇し、平均で約7%の上昇を記録した。
  • 地域別では、最初の利上げ後に米国市場はアンダーパフォームする傾向があり、逆に米国を除く先進国市場(特に日本や欧州)は1年後に平均5〜10%アウトパフォームした。
  • スタイル別では、バリュー株がグロース株を、景気循環株がディフェンシブ株を上回るパフォーマンスを示す傾向があった。

成長の持続性が株価の鍵

米10年債利回りが5%を超えるなど、世界的に長期金利が上昇しているが、シティは株式パフォーマンスを決定づけるのは根底にあるマクロ経済状況だと指摘する。「経済成長が底堅く推移し、インフレが低下している状況では、株式市場は債券利回りの上昇をより消化しやすくなる」とストラテジストは記している。

シティは「地政学的な要因によるスタグフレーションのリスクや市場の過熱感」を認めつつも、世界経済の成長は底堅く推移するとの基本シナリオを維持している。このため、「FRBの最初の利上げは強気相場を終わらせるものではなく、短期的なボラティリティをもたらすに過ぎない」とし、MSCIオール・カントリー・ワールド・エクイティ・インデックスが2027年半ばまで業績主導で上昇するとの見通しを据え置いた。

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