
円急伸がドル心理を圧迫、ポンドとユーロは軟調に推移
外国為替市場では、日本円が急伸しドル円が153円台まで下落したことがG10通貨の重しとなっている。この円主導の動きを受け、英ポンドとユーロは対ドルで小幅に下落した。
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外国為替市場では、日本円が急伸しドル円が153円台まで下落したことがG10通貨の重しとなっている。この円主導の動きを受け、英ポンドとユーロは対ドルで小幅に下落した。

シティグループは、日本銀行が政策金利を1.25%まで引き上げると予測。しかし、円相場の短期的な方向性は、高市首相に近いとされる政策委員2名の投票行動と、来週の米連邦準備理事会(FRB)の金利判断に大きく左右されると分析している。

予想を上回る米国の雇用統計と1バレル100ドルに迫る原油価格を背景に、米国債利回りは複数年ぶりの高値圏で推移している。市場では米連邦準備理事会(FRB)による追加利上げへの警戒感が強まっている。

中東情勢の緊迫化を背景とした原油価格の急騰を受け、主要産油国であるカナダの通貨が対米ドルで上昇した。米加間の貿易摩擦や金融政策見通しの相違といったマイナス要因を相殺する形となった。

ドル円が重要節目である155円を割り込んだことを受け、ヘッジファンドが円の先高観を強めている。オプション市場では、年末までに1ドル150円を割り込み、140円台を目指す積極的な取引が観測されている。

日銀の金融引き締め観測を背景に円が対ドルで7カ月ぶりの高値圏で推移する一方、ドルは米インフレ指標の発表を前に2週ぶりの安値を付けた。中東情勢の緊迫化で原油価格は1バレル100ドルに迫り、インフレ懸念が再燃している。

中東情勢の緊迫化を背景にブレント原油が1バレル100ドルを突破し、インフレ再燃懸念から米国債利回りが急騰。市場の焦点は、米連邦準備理事会(FRB)の金融政策の行方を占う上で重要な、今週発表されるインフレ指標に移っている。

円が数カ月ぶりの高値圏で推移する中、日本の個人投資家が円の売りポジションを積み増している。ネットの売り越し額は3.61兆円に達し、一段の円高が進めば大規模な損切りを巻き込んだ相場展開に発展する可能性が指摘されている。

米国の生産者物価指数(PPI)が予想を上回りドルが上昇したことを受け、英ポンドは序盤の上昇分を失った。英国の利上げ期待がポンドを支える一方、エネルギー価格の高騰がインフレと景気への懸念を招いている。