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米国債利回り上昇、ブレント原油は100ドル突破-インフレ指標に市場の注目集まる

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Sep 11, 20261 min read
米国債利回り上昇、ブレント原油は100ドル突破-インフレ指標に市場の注目集まる
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中東の地政学的リスクの高まりを背景に、原油価格が心理的節目である1バレル100ドルを突破し、インフレ再燃への懸念が強まっている。これを受け、米国債市場では長期債を中心に売りが加速し、主要な国債利回りは軒並み上昇した。

原油急騰と国債利回りの上昇

国際的な原油価格の指標であるブレント原油先物は2.75%上昇し、1バレル=100.62ドルに達した。5月以来、初めて100ドルの大台を回復した。この原油価格の急騰は、コストプッシュ型のインフレ圧力をもたらすとの見方から、債券市場に大きな影響を与えている。

債券市場では、長期金利の指標となる10年物米国債利回りが5営業日続伸し、4.814%まで上昇。2023年につけた最高水準に迫っている。金融政策の動向に敏感な2年債利回りは4.419%と数年ぶりの高値圏で推移。30年債利回りは5.254%に達し、長期的なインフレリスクや国債の供給増への警戒感を反映した。

背景にある地政学的リスク

今回の原油価格高騰の直接的な引き金となったのは、中東地域における軍事衝突のエスカレーションだ。イランが支援するイエメンのフーシ派がサウジアラビアの複数都市を攻撃したほか、米国がイランの石油タンカーを攻撃し、それに対しイランがヨルダン駐留米軍基地へミサイルで報復するなど、緊張が急速に高まっている。

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原油価格が100ドルを超える水準で推移すれば、各国の中央銀行は、景気抑制的な高金利が経済活動の重しとなっている中でも、インフレ抑制のためにタカ派的な金融政策を維持せざるを得なくなるとの見方が市場では広がっている。

市場の焦点はインフレ指標へ

こうした状況は、先週発表された8月の米非農業部門雇用者数が市場予想を上回る16.2万人増となったことと相まって、FRBの金融引き締めが続くとの観測を強めている。金融先物市場では、9月15日・16日に開催される連邦公開市場委員会(FOMC)で25ベーシスポイントの利上げが決定される確率を約60%織り込んでいる。

投資家の注目は、今週後半に発表される米国のインフレ関連指標に集まっている。木曜日に発表される生産者物価指数(PPI)と、金曜日に発表される消費者物価指数(CPI)が、今後の金融政策の方向性を判断する上で極めて重要な材料となる。特にCPIが市場予想を上回る結果となれば、9月の利上げ観測が一段と強まり、10年債利回りが5.0%を目指す展開も視野に入ってくる。

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