
デンマーク・クローネ安、ペッグ制への懸念ではなく資金フローが主因=BofA
バンク・オブ・アメリカは、最近のデンマーク・クローネ安は為替ペッグ制への懸念ではなく、一時的な資金フローの圧力によるものだと分析。同行はペッグ制の持続性を確信しており、クローネ安は逆張りの好機との見方を示した。
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バンク・オブ・アメリカは、最近のデンマーク・クローネ安は為替ペッグ制への懸念ではなく、一時的な資金フローの圧力によるものだと分析。同行はペッグ制の持続性を確信しており、クローネ安は逆張りの好機との見方を示した。

週明け14日の外国為替市場で英ポンドが対ドルで下落し、1.35ドルの節目を割り込んだ。中東情勢の緊迫化による原油価格の急騰と、米連邦準備制度理事会(FRB)のタカ派姿勢への期待がドルを押し上げた。

ユーロ圏の国債利回りは月曜、数年ぶりの高値圏で横ばいとなった。中東情勢の緊迫化による原油価格の急騰と、今週に予定される主要中央銀行の金融政策決定を前に、市場は様子見ムードを強めている。

米国の利上げ観測が強まる中でドルが上昇し、アジアの主要通貨は下落した。一方、日本円は日銀の金融引き締め期待を背景に、約7カ月ぶりの高値圏で推移している。

米商品先物取引委員会のデータによると、投機筋の円先物ポジションが9月8日終了週に買い越しに転換した。日銀の利上げ加速観測を背景に、市場心理が大幅に変化したことを示唆している。

シティは、来週の米連邦準備制度理事会(FRB)の決定が「ニュースで売る」ドル売りを誘発した場合、ユーロドルは夏の高値である1.17ドル付近を再試す可能性があると指摘した。ただし、地政学リスクなどがドルの下値を支える可能性もある。

日銀の利上げ期待を背景に円が5月以来最長となる2週連続の上昇を記録した。一方、米国の重要な消費者物価指数(CPI)の発表を控え、ドルとユーロは方向感の乏しい展開となっている。

9日の外国為替市場で人民元は対ドルで2023年2月以来の高値を更新し、重要な節目である6.7元に迫った。好調な貿易黒字が元高を支える一方、中国人民銀行による市場予想より元安方向での中間値設定が、急激な上昇に対する抑制要因として意識されている。

円の急騰を受け、新興国資産を巻き込む大規模な円キャリー取引の解消懸念が強まっている。しかし、モルガン・スタンレーは、市場のボラティリティが急上昇しない限り、取引の基盤は強固であるとの見方を示した。