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英ポンド下落、原油高とドル全面高が重し

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Sep 14, 20261 min read
英ポンド下落、原油高とドル全面高が重し

Summary

週明け14日の外国為替市場で英ポンドが対ドルで下落し、1.35ドルの節目を割り込んだ。中東情勢の緊迫化による原油価格の急騰と、米連邦準備制度理事会(FRB)のタカ派姿勢への期待がドルを押し上げた。

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週明け14日の外国為替市場で英ポンドが対ドルで下落し、一時1.35ドルの節目を割り込んだ。中東情勢を背景とした原油価格の急騰と、今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前にしたタカ派的な利上げ観測がドルを幅広く押し上げ、ポンドの重しとなった。

ドル全面高の背景

この日のドル高の主な要因は、原油価格の上昇と米金融引き締めへの期待感である。

  • 原油価格の急騰: サウジアラビアがイラクからのドローン攻撃を受けて東西パイプラインを停止したと報じられ、ブレント原油先物は3%以上急騰した。地政学的リスクの高まりは、安全資産としてのドルへの需要を高める要因となる。
  • FRBのタカ派姿勢: 市場では、18日に発表されるFOMCの結果について、0.22%ポイントの利上げがほぼ確実視されている。先週発表された予想を上回る米消費者物価指数(CPI)がこの見方を固めた。INGのFXストラテジスト、フランチェスコ・ペソレ氏は、FRBが「債券市場が求める政策の信頼性や最近のエネルギー価格の上昇を考慮し、タカ派的なトーンを維持する可能性がある」と指摘している。

主要通貨への影響

ドル高の圧力はポンドやユーロに及んでいる。日本時間午前9時25分(東部標準時午前4時25分)時点で、ポンド/ドルは0.33%安の1.3482ドル、ユーロ/ドルは0.55%安の1.1535ドルで取引された。

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ストラテジストによると、この日のポンド下落は英国固有の材料によるものではなく、ドル全面高に連動した動きだという。英国の経済指標の発表やイングランド銀行(BOE)関係者の発言はなかった。一方、ユーロ圏では、ドイツのZEW景況感調査やラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁の発言が注目される。

市場の見通し

INGのペソレ氏は、「ここから緩やかなドル高が進む」との見方を維持している。同氏は、FRBが金融引き締めに厳格な姿勢を示すことで「ドルが安全資産としてより効率的に機能する」と分析。ドルインデックス(DXY)が99.50~100のレンジに回帰する可能性は「十分にあり得る」としている。

今後の展開は、水曜日のFOMCでのタカ派的な決定、中東情勢に起因する原油供給の混乱が継続するかどうかに左右される。市場参加者は、ホルムズ海峡をめぐる緊張が緩和されない限り、ドル高・ポンド安の地合いが続く可能性があるとみている。

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