Story

ホルテック、市況悪化を理由に米国でのIPOを延期=ブルームバーグ報道

ENTHMSVIIDZHZH-TWJAKOHI
Sep 17, 20261 min read
ホルテック、市況悪化を理由に米国でのIPOを延期=ブルームバーグ報道

Summary

原子力関連サービスのホルテック社が、最大9億ドル規模と見込まれていた米国での新規株式公開(IPO)を市況の悪化を理由に延期した。AI需要で原子力への関心は高まる一方、同業他社の株価は低迷している。

Text size
Background

ブルームバーグが報じたところによると、原子力関連サービスを手がける米ホルテック・ニュークリア社は、木曜日に値決めを予定していた米国での新規株式公開(IPO)を延期した。同社は電子メールによる声明で、市況の悪化を理由に挙げているという。

IPO計画の詳細

ホルテック社は、1株あたり15〜18ドルの価格で5,000万株を公開し、最大で9億ドルの資金調達を目指していた。ブルームバーグによると、同社はIPOを中止したわけではなく、将来的に市況が改善した際に改めて上場のタイミングを検討する方針だ。

今回のIPOでは、JPモルガン、グッゲンハイム・セキュリティーズ、ゴールドマン・サックス、シティグループ、バンク・オブ・アメリカが主幹事を務める予定だった。

市場環境と背景

人工知能(AI)データセンターの稼働に伴う電力需要の急増を背景に、投資家の間では原子力発電への関心が高まっている。しかし、小型モジュール炉(SMR)などの次世代技術は商業化に向けた遅延に直面しており、市場の期待と現実には乖離が見られる。

Sample IUX Markets – In-articleAd

実際に、最近上場した他の原子力関連企業の株価は苦戦している。ブルームバーグによれば、7月に上場したスタンダード・ニュークリア社の株価は公開価格を21%下回り、4月に上場したX-エナジー社は37%下回る水準で水曜日の取引を終えた。こうした同業他社の株価不振が、ホルテック社のIPO延期の判断に影響した可能性がある。

ホルテック社の事業概要

ニュージャージー州カムデンに本拠を置くホルテック社は、使用済み核燃料を貯蔵するための鋼鉄製およびコンクリート製の容器(キャスク)を供給している。また、ニューヨーク州のインディアンポイント原子力発電所を含む、閉鎖された原子炉の廃炉事業も手掛けている。さらに、2030年代初頭の実用化を目指し、独自の原子炉技術の開発も進めている。

同社の2026年6月30日までの6ヶ月間の業績は、売上高2億6,990万ドル、純利益2億560万ドルだった。前年同期は売上高2億8,660万ドル、純利益1億3,910万ドルを計上していた。

Back to latest news

LATEST