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英ポンド、米PPI上振れで上昇幅を縮小 ドル高が重しに

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Sep 11, 20261 min read
英ポンド、米PPI上振れで上昇幅を縮小 ドル高が重しに

Summary

米国の生産者物価指数(PPI)が予想を上回りドルが上昇したことを受け、英ポンドは序盤の上昇分を失った。英国の利上げ期待がポンドを支える一方、エネルギー価格の高騰がインフレと景気への懸念を招いている。

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木曜日の外国為替市場で英ポンドは対ドルで上昇幅を縮小した。米国の8月生産者物価指数(PPI)が市場予想を上回る伸びを示し、米ドルが全面高となったことが背景にある。米東部時間午前9時20分(日本時間午後10時20分)時点で、ポンド/ドルは0.33%安の1.3500ドルで取引されている。

米インフレ指標がドルを後押し

米労働省が発表した8月のPPIは、最終需要ベースで前月比0.4%上昇と市場予想に一致したが、前年同月比では5.4%の上昇となり、予想(5.3%)を上回った。エネルギー価格が物価上昇の主因で、特にディーゼル燃料は24.1%の大幅な値上がりとなった。

このデータは、来週の連邦公開市場委員会(FOMC)を前に米連邦準備理事会(FRB)が慎重な姿勢を維持するとの見方を強め、ドル相場を押し上げる要因となった。

利上げ期待とエネルギー価格のジレンマ

ポンドは序盤、8月29日以来の高値をつける場面があった。市場では、英国中央銀行(BOE)が来年3月までに少なくとも2回の追加利上げを行うとの観測が強まっており、これがポンドの買い材料となっていた。

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しかし、中東情勢の緊迫化を背景にブレント原油価格が1バレル105ドルを突破するなど、エネルギー価格の高騰が新たな懸念材料となっている。原油高はインフレを加速させるためBOEの追加利上げ観測を強める一方、経済成長の足かせとなる可能性もある。このため、ポンドの上値は重くなっている。

ECBも利上げ、ユーロは伸び悩む

欧州中央銀行(ECB)も同日、市場の予想通り主要政策金利を25ベーシスポイント引き上げることを決定した。同時にインフレ見通しを引き上げたが、ユーロは決定発表後に上昇したものの、その後は上げ幅を消した。

オランダの金融大手INGの為替ストラテジスト、フランチェスコ・ペソレ氏は、米国のインフレデータと原油高がドルを支えていると指摘。ユーロについては、ECBの決定後に金利見通しが下方修正され、ユーロ/ドルは1カ月以内に1.1500ドル方向へ下落する可能性があるとの見方を示した。

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