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RBC、ウィズエアーを「アンダーパフォーム」に格下げ 収益回復の遅れを懸念

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Jul 10, 20261 min read
RBC、ウィズエアーを「アンダーパフォーム」に格下げ 収益回復の遅れを懸念

Summary

RBCキャピタル・マーケッツは、欧州の格安航空会社ウィズエアーの投資判断を「アンダーパフォーム」に引き下げた。一時的要因による利益のかさ上げや、市場の過度な期待を理由に、収益回復が予想より遅れるとの見方を示した。

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RBCキャピタル・マーケッツは、欧州の格安航空会社ウィズエアー・ホールディングス(LON: WIZZ)の投資判断を「セクターパフォーム」から「アンダーパフォーム」へ引き下げた。RBCは、最近の利益が一時的要因に支えられたものであり、市場は同社の利益回復ペースを過大評価している可能性があると指摘している。

格下げの背景

RBCは、ウィズエアーの2026年度の利益について、見かけの数字よりも質が低いと分析。その理由として、補償金やセール・アンド・リースバックによる利益など、約5億4200万ユーロのその他収入に加え、1億200万ユーロの為替差益が利益を押し上げたと指摘した。RBCは、これらの収入源が今後数年で減少すると予想しており、運航停止機体の減少が事業にプラスに働くとしても、利益回復の足かせになると見ている。

収益見通しへの逆風

RBCのアナリストは、最近のジェット燃料価格の下落が短期的な利益予想の上方修正にはつながらないと予測している。その理由として、以下の要因が燃料費低下の恩恵を相殺する可能性があるためだ。

  • ユニットレベニュー(有償座席キロ当たり収入、RASK)の低迷
  • 燃料費を除くコストの上昇
  • 中東欧地域における供給座席数の継続的な拡大
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特にRASKについては、供給拡大が続くため、第1四半期以降も下押し圧力が続くと警告している。

市場の期待とバリュエーション

RBCは、目標株価を900ペンスに据え置いており、これは現在の株価水準から約20%の下落余地があることを示唆している。同行は、ウィズエアーのEBITマージン(利払い・税引き前利益率)が2030年度までに6~7%程度に改善すると予測しているが、これはパンデミック前の2桁台の収益性を下回る水準だ。

アナリストは、現在の株価評価は、同行の予測をはるかに上回る「ホッケースティック」型の急回復を織り込んでいると指摘。利益が市場の期待に届かなかった場合、株価は下落する脆弱性を抱えているとの見解を示した。

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