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ウェンディーズとチポトレ、タコベル関連のサイクロスポーラ症集団発生の影響を否定

Summary
米ファストフード大手のウェンディーズとチポトレは、タコベルのレタスに関連したサイクロスポーラ症の集団発生による自社への影響はないとの声明を発表した。両社は問題となっている供給網とは無関係であることを強調している。
米レストランチェーンのウェンディーズとチポトレ・メキシカン・グリルは17日、競合のタコベルの一部店舗で提供された刻みアイスバーグレタスに関連したサイクロスポーラ症の集団発生について、自社のレストランは影響を受けていないとの声明を発表した。
各社の声明と供給網
ウェンディーズは、米疾病対策センター(CDC)の調査がメキシコから輸入されたアイスバーグレタスに焦点を当てているとした上で、同社はそのようなレタスを使用していないと説明した。一方、チポトレは刻みアイスバーグレタス自体を提供しておらず、同社が使用するロメインレタスやサラダミックスはメキシコ産ではないと述べた。
両社は、今回の食品安全問題から距離を置くことで、投資家や消費者の懸念を払拭する狙いがあるとみられる。
集団発生の背景
Ad米食品医薬品局(FDA)とCDCは現在、インディアナ、ケンタッキー、ミシガン、オハイオ、ウェストバージニアの5州にあるタコベルの店舗で提供された刻みアイスバーグレタスに関連したサイクロスポーラ症の集団発生を調査している。サイクロスポーラ症は寄生虫によって引き起こされ、下痢などの胃腸症状を伴う。
CDCのデータによると、5州でこの寄生虫性疾患に感染した1,644人がタコベルへの接触を報告している。これを受け、ヤム・ブランズ傘下のタコベルは、FDAが特定した供給業者からのレタスの使用を中止すると発表した。タコベルおよびFDAは供給業者名を公表していないが、ワシントン・ポスト紙はカリフォルニア州に拠点を置くテイラー・ファームズが汚染源の可能性があると報じている。
市場への影響と過去の事例
食品由来の疾患の集団発生は、レストラン企業の株価に大きな影響を与える可能性がある。過去には、2018年にマクドナルドがサラダに関連したサイクロスポーラ症の集団発生で厳しい目にさらされたほか、チポトレ自身も大腸菌やノロウイルスの集団感染が相次ぎ、売上、消費者信頼感、株価に深刻な打撃を受けた経験がある。今回のウェンディーズとチポトレの迅速な声明は、こうした過去の事例を踏まえたリスク管理の一環と解釈できる。