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S&P、ニューモントの格付け見通しを「ポジティブ」に引き上げ-債務削減を評価

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Sep 14, 20261 min read
S&P、ニューモントの格付け見通しを「ポジティブ」に引き上げ-債務削減を評価

Summary

格付け会社S&Pグローバル・レーティングは、金生産大手ニューモントの格付け見通しを「安定的」から「ポジティブ」に引き上げた。ニュークレスト買収後の資産売却による債務削減と、保守的な資本配分方針が評価された。

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格付け会社S&Pグローバル・レーティングは、金生産大手ニューモント(NYSE: NEM)の格付け見通しを「安定的」から「ポジティブ」に引き上げ、長期発行体格付け「BBB+」を据え置いたと発表した。この変更は、同社の財務健全性の改善を反映したものである。

格付け見通し引き上げの背景

S&Pは今回の見通し引き上げの主な理由として、複数の要因を挙げている。具体的には、ニュークレスト買収とその後の非中核資産売却による資産ポートフォリオの強化、金価格の上昇に伴う利益率の改善、大幅な債務削減、そしてより保守的な資本配分方針への転換が評価された。

S&Pは、ニューモントが今後数年間、金価格が緩やかに下落する中でも、調整後EBITDA有利子負債倍率を0.5倍未満に維持すると予想している。同社のネットキャッシュ目標と潤沢なフリー・オペレーティング・キャッシュフローがこれを支えるとみている。

財務健全性の見通し

ニューモントは今年初め、新たな資本配分方針を導入し、10億ドル(±20億ドル)のネットキャッシュポジションを目標に掲げた。S&Pの分析によると、2026年の金価格が1オンスあたり4,500~4,600ドルの高値を付け、2028年までに3,300ドルに下落したとしても、同社の調整後負債EBITDA倍率は0.3倍~0.4倍の低水準にとどまる見込みだ。

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このシナリオでは、フリー・オペレーティング・キャッシュフローが約40億ドルに半減したとしても、同社は11億ドルの配当と25億ドルの自社株買いを実施するのに十分なキャッシュフローを生み出しつつ、レバレッジを0.5倍未満に維持できるとS&Pは試算している。

資産ポートフォリオの再編

ニューモントは2023年のニュークレスト買収後、2年間で6つの非中核金鉱山を売却した。これにより、金の年間生産量は約17%減少したが、税引き後で約46億ドルの現金収入を得て、純負債の削減に大きく貢献した。

S&Pの推計によると、この資産売却により、同社のユニットコストは3%低下した。こうした一連の動きが、同社の信用力強化につながったとみられる。

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