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小鵬汽車(シャオペン)の株価が上昇、技術ライセンス拡大報道と新型SUV発表が好感

Summary
中国のEVメーカー小鵬汽車(シャオペン)の株価が上昇。フォルクスワーゲン以外との技術ライセンス供与交渉を進めているとの報道や、新型SUV「G9L」の発表が投資家心理を押し上げた。
中国の新興電気自動車(EV)メーカー、小鵬汽車(シャオペン、Xpeng)の株価が取引時間中に2.9%上昇した。同社が既存の提携先であるフォルクスワーゲン以外にも技術ライセンス供与を拡大しようと交渉を進めているとの報道や、新型SUVの発表が好感された。
技術ライセンス供与の拡大観測
ロイター通信が報じたところによると、シャオペンは複数の海外自動車メーカーと技術ライセンス供与に関する協議を行っている。関係者の話として、複数の企業が同社の独自システムに関心を示し、すでに接触があったという。
提供される技術は、同社の「フィジカルAI」スタックの中核をなすもので、以下の分野に及ぶとされている。
- 電気・電子(E/E)アーキテクチャ
- コックピットシステム
- 人工知能(AI)チップ「Turing」
- 先進運転支援ソフトウェア(ADAS)
この動きは、従来の自動車販売に加えて、より資産効率の高い(アセットライトな)技術ライセンスによる収益源を確立する可能性を示唆しており、投資家にとって魅力的な材料となった。
新型SUV「G9L」の発表
Ad追い風となったもう一つの要因は、北京で開催された新型大型SUV「G9L」の中国市場向け発表会だ。同モデルはバッテリー式EV(BEV)とレンジエクステンダー型の両方が用意されている。
同社は10月12日のパリモーターショーを皮切りに、世界64市場でのグローバル展開を開始する計画も明らかにした。新製品の投入とグローバル市場への拡大意欲が、同社の短期的な見通しに対する再評価を促した。
市場の反応と今後の展望
シャオペンの株価は一時、当日の高値である10.83ドルまで上昇した。米ナスダック総合指数が1.4%高となるなど、市場全体のリスク選好ムードも株価を後押しした。
同社は将来的に、ロボタクシーや人型ロボット分野にもライセンス供与やカスタマイズのビジネスモデルを拡大する構想も示している。具体的な新製品の発売と、拡張性の高い技術プラットフォーム事業という2つの好材料が重なり、投資家の買いを誘った形だ。