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BTIG:半導体株は15~20%下落の公算大

米金融サービス企業BTIGのテクニカルストラテジスト、ジョナサン・クリンスキー氏は、半導体株には下方向への「やり残した仕事」があるとし、今後15%~20%下落する可能性が高いとの見方を示した。同氏は、テクニカル指標がセクターの調整局面を示唆していると分析している。
半導体株に17%の下落リスク
クリンスキー氏は顧客向けメモで、iシェアーズ 半導体 ETF(SOXX)が重要なテクニカル指標である200日移動平均線を試す展開になれば、現在の水準から約17%の下落を意味すると指摘した。同ETFは現在、下降トレンドにある50日移動平均線を下回って推移しており、下落圧力の強さを示唆しているという。
同氏の分析は、より広範な市場が方向感を失っている「持ち合い相場」にあるとの認識に基づいている。ナスダック100指数に連動するインベスコQQQトラスト(QQQ)は27営業日にわたり一定のレンジから抜け出せておらず、ボリンジャーバンドは3月以来の狭さまで収縮している。クリンスキー氏は「いずれこの状況は解消されるが、我々の見解では下方向へのブレイクアウトになるだろう」と述べている。
Ad市場全体に広がる警戒感
市場の内部構造にも懸念が示されている。ラッセル3000指数自体は52週高値から3%未満の下落にとどまっているにもかかわらず、構成銘柄の約5%が木曜日に52週安値を更新した。クリンスキー氏によると、この状況はその後の20営業日の相場展開について歴史的に「五分五分」の結果を示してきたが、2000年3月や2007年10月、2021年12月など、大幅な下落につながった事例も複数あると警告した。
小型株についても、iシェアーズ ラッセル 2000 ETF(IWM)が10日間50日移動平均線を下回って推移しており、同線の傾きも下向きに転じていると指摘。長期的なトレンドは強気であるものの、今月後半に200日移動平均線を試すリスクがあると付け加えた。