Story
プロロジス、BTIGの2026年下半期トップピックに選定—好決算と見通し引き上げを評価

Summary
投資会社BTIGは、物流不動産大手プロロジスの2026年第2四半期の好決算と通期見通しの上方修正を受け、同社を2026年下半期の最推奨銘柄(トップピック)に選定した。
投資会社BTIGは、物流不動産大手のプロロジス(NYSE: PLD)を2026年下半期の最推奨銘柄(トップピック)に選定した。予想を上回る好調な第2四半期決算と、それに伴う通期業績見通しの上方修正が評価された。
予想を上回る第2四半期決算
プロロジスが発表した2026年第2四半期決算によると、コアFFO(1株当たり)は1.63ドルとなり、BTIGの予想を0.09ドル、市場コンセンサスを0.08ドル上回った。同四半期の売上高は24億3000万ドル、調整後1株当たり利益は1.13ドルで、いずれもアナリスト予想を上回る結果となった。
この好決算を受け、プロロジスは2026年通期のコアFFO見通しを従来の6.07ドル〜6.23ドルのレンジから6.22ドル〜6.30ドルへと引き上げた。中間値は0.11ドル増の6.26ドルとなる。
記録的なリース活動と積極的な賃料戦略
BTIGは、プロロジスの好調な業績は記録的なリース活動に支えられていると指摘する。第2四半期の新規リース契約面積は6700万平方フィートを超え、第1四半期の記録(6400万平方フィート)を更新した。
Ad同四半期の稼働率は前期比20ベーシスポイント改善し95.5%となった一方、テナント定着率は過去12四半期で最低の72.7%に低下した。BTIGはこれを、プロロジスが賃料の引き上げを再開した兆候と分析しており、同社が保有するAクラス物件市場の空室率が市場認識よりも低い可能性を示唆していると見ている。同四半期の賃料改定率はGAAPベースで36.9%、キャッシュベースで22.3%と堅調を維持した。
開発投資を加速
プロロジスは投資活動も活発化させており、今年の新規開発着工額の計画を50億ドルに引き上げた。これは前期から10億ドルの増額となる。第2四半期には、物流施設(5億4000万ドル)とデータセンター(8億200万ドル)を合わせて13億ドルのプロジェクトに着手した。
BTIGはこれらの要因を総合的に評価し、プロロジスの投資判断を「買い」、目標株価を170ドルとしている。