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ポルトガル団体、メタやTikTokを提訴 中毒性のあるデザイン巡り

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Sep 10, 20261 min read
ポルトガル団体、メタやTikTokを提訴 中毒性のあるデザイン巡り
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ポルトガルのデジタル権利擁護団体D3は、メタ(Meta)、バイトダンス(ByteDance)、アルファベット(Alphabet)傘下の主要ソーシャルメディアプラットフォームが、ユーザーを意図的に引きつける「中毒性のあるデザイン」を採用しているとして、集団訴訟を提起したことが明らかになった。

訴訟の詳細

ロイター通信が報じたところによると、この訴訟は法律事務所Andersen Tax & Legal Iberiaによって4月から5月にかけてリスボンの民事裁判所に提起された。対象となっているのは、メタが運営するFacebookとInstagram、バイトダンスのTikTok、そしてアルファベットのYouTubeである。

D3は、これらのプラットフォームが採用する以下の機能が、ユーザーの利用を不健全に促進していると主張している。

  • 無限スクロール
  • 動画の自動再生
  • 絶え間ないプッシュ通知
  • 高度にパーソナライズされた推薦システム

原告側は、これらの機能が自然な利用の中断を妨げ、ユーザーをプラットフォームに縛り付ける行動フィードバックループを形成しており、これはギャンブル業界で長年用いられてきた手法に類似すると指摘している。

世界的な規制強化の潮流

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今回の提訴は、ソーシャルメディアのビジネスモデルに対する世界的な監視が強まる中で起きた。欧州連合(EU)では今年2月、TikTokが中毒性を誘発する機能について規則違反の疑いで調査対象となった。また米国では8月、メタが同様の中毒性に関する訴訟で最大180億ドルを支払うことで和解に合意したと報じられている。

ウェブサイトSocialMediaTransparency.orgのデータによると、今回提訴された4つのプラットフォームは、2026年上半期にポルトガル国内で合計3300万人の月間ユーザー数を記録しており、その社会的影響は大きい。投資家にとって、こうした訴訟は大手テック企業が直面する規制リスクと、将来の事業モデル変更の可能性を示唆するものである。

原告側の主張と今後の焦点

D3の代表であるリカルド・ラフエンテ氏は、「プラットフォームが過度に中毒性を持つ必要はない」と述べ、「健全で生産的、かつ教育的なソーシャルメディアのエコシステムは可能だ」と訴えた。訴訟の目的は、プラットフォームに責任を負わせ、ユーザーにとって安全な体験の提供を強制することにあるという。

メタ、バイトダンス、アルファベットの各社は、ロイターからのコメント要請に現時点で応じていない。今後、裁判の進展と共に、ソーシャルメディアの設計思想や企業責任を巡る議論がさらに活発化することが予想される。

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