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ムーディーズ、パフォーマンス・フードのシニア無担保社債を格上げ 負債返済を評価

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Sep 16, 20261 min read
ムーディーズ、パフォーマンス・フードのシニア無担保社債を格上げ 負債返済を評価
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格付け会社ムーディーズ・レーティングスは16日、米食品卸売大手パフォーマンス・フード・グループ(NYSE: PFGC)のシニア無担保社債の格付けを「B1」から「Ba3」に1段階引き上げたと発表した。同社の企業ファミリー格付け(CFR)は「Ba2」、デフォルト確率格付け(PDR)は「Ba2-PD」でそれぞれ確認された。格付け見通しは「安定的」としている。

格上げの背景

今回のシニア無担保社債の格上げは、同社が資産担保リボルビングクレジット枠(ABL)での借入金を大幅に返済したことが主因だ。ムーディーズは、この負債返済により、無担保社債権者のための資産が増加し、デフォルト時の回収期待率が向上すると分析している。

一方、CFRの「Ba2」での据え置きは、2024年のチェイニー・ブラザーズ買収以降の堅調な事業実績とデレバレッジ(負債削減)の進展を反映したもの。同社の流動性については、投機的格付け流動性(SGL)評価「SGL-2」が維持された。

財務状況と今後の見通し

パフォーマンス・フードの2026年度の業績は、全3セグメントで増収を達成した。フードサービス部門における独立系顧客向けのケース販売が約5.9%増加するなど、市場シェアを拡大。利益率の改善や調達戦略も寄与し、調整後EBITDAも成長した。

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ムーディーズの調整後ベースでの主要な信用指標は改善している。

  • 負債/EBITDA倍率: 前年度の4.6倍から4.1倍に低下
  • EBITA/支払利息倍率: 2.6倍を記録

ムーディーズは、今後12〜18ヶ月で信用指標がさらに改善すると予測している。継続的な販売量の増加、コンビニエンスストア部門での新規顧客獲得、調達におけるシナジー効果などを背景に、負債/EBITDA倍率は3.5倍、EBITA/支払利息倍率は3.2倍まで改善するとの見通しを示した。

市場での位置付け

パフォーマンス・フードの「Ba2」というCFRは、景気後退に比較的強い北米の食品卸売業界におけるトップ3という事業規模と市場での地位に支えられている。同社は2019年6月期以降、買収と内部成長の両輪で収益とEBITDAを3倍以上に拡大させてきた。会社側もデレバレッジを優先事項としており、2026年6月期末時点でのレバレッジ比率は3.5倍まで低下している。

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