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HSBC、半導体メモリー株への強気姿勢を維持 「懸念は時期尚早」

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Jul 14, 20261 min read
HSBC、半導体メモリー株への強気姿勢を維持 「懸念は時期尚早」

Summary

HSBCは、半導体サイクルのピークアウトに対する投資家の懸念は時期尚早であるとし、アジアのメモリーチップメーカーに対する強気な見方を維持した。同行は、HBM価格の上昇やAI関連需要の拡大など、新たな株価上昇のカタリストが浮上していると指摘している。

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HSBCは、半導体サイクルのピークに対する投資家の懸念は時期尚早であるとし、アジアのメモリーチップメーカーに対する強気な見方を維持した。同行のアナリスト、リッキー・ソ氏とハン・キル・チャン氏が7月6日から10日にかけてアジアの投資家30人以上と面談した結果を基に、新たな成長ドライバーが懸念を上回るとの見解を示した。

投資家の懸念とHSBCの見解

投資家からは、メモリー業界の利益成長の鈍化、設備投資減速の可能性、積極的な生産能力増強による需給バランスへの影響など、株価上昇のカタリストが減少しつつあるとの懸念が示された。また、メモリー部品コストの高止まりや、中国競合の積極的な資金調達もリスク要因として挙げられた。

これに対しHSBCは、新たなカタリストが複数出現していると反論。具体的には、コモディティDRAM価格の上昇に続く高帯域幅メモリー(HBM)の価格上昇見込みや、次世代規格HBM4の採用に伴う平均販売価格(ASP)のさらなる上昇を挙げた。さらに、AIエージェント向けストレージからのNAND需要拡大や、ARMベースCPUの普及に連動するSO-CAMM2モジュールの成長も指摘している。

長期的な成長見通し

HSBCは、現在のメモリーサイクルを1990年から95年のパソコン(PC)スーパーサイクルになぞらえ、「エージェントAI」がオフィスの生産性を向上させ、ワークフローを再構築することで需要を牽引すると分析。クラウドサービスプロバイダーは、急成長する市場での競争のために設備投資を減速させる可能性は低いと見ている。

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また、3~5年にわたる長期供給契約が今後2~3年の収益の可視性を高め、ボラティリティを低下させることで、より高いバリュエーションを支える可能性があると指摘。サムスン電子(Samsung Electronics)が2024~26年にフリーキャッシュフローの50%を株主還元に充てる方針を示したことなど、株主還元の改善も好材料とした。

個別銘柄への評価

韓国のハイテク銘柄の中で、HSBCはSKハイニックス(SK Hynix)を最も選好している。HBMおよびSO-CAMM2へのエクスポージャーが大きいことを理由に挙げており、2027年のHBM4時代においても同社のHBM市場シェアは50~55%で持続可能だと予測している。

サムスン電子についても「買い」評価を維持しており、HBM4での巻き返しの可能性、ファウンドリー事業の回復、2026年下期のコモディティDRAM価格のさらなる上昇を期待している。また、サムスン電機(SEMCO)に対しても、AIサーバー向けMLCCの需要増やガラス基板など新製品の進展を背景に関心が高まっていると付け加えた。

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