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ヘルス・ファーマ株が急騰、うつ病治療薬の第3相試験で被験者登録を完了

Summary
ヘルス・ファーマ(NASDAQ: HELP)は、大うつ病性障害治療薬HLP003の第3相臨床試験で被験者登録を完了したと発表し、火曜日の株価が大幅に上昇した。トップラインデータは2026年第4四半期に発表される見込み。
ヘルス・ファーマ(NASDAQ: HELP)の株価は火曜日、大うつ病性障害(MDD)治療薬候補HLP003の第3相ピボタル試験「APPROACH」における被験者登録を完了したとの発表を受け、12.4%急騰した。同社によると、トップラインデータは2026年第4四半期に発表される見込みだ。
臨床試験の進展を好感
今回の発表は、同社の開発プログラムが重要なマイルストーンに到達したことを示すものであり、投資家から好感された。登録は予定より早く完了したとされており、新薬承認に向けたプロセスが順調に進んでいるとの期待感を高めた。
「APPROACH」試験は、ヘルス・ファーマの第3相PARADIGMプログラムにおける2つのピボタル試験のうちの1つである。この試験には、既存の抗うつ薬療法で十分な効果が得られない中等症から重症のMDD成人患者223名が登録された。
試験の概要と今後の見通し
被験者はHLP003(16mg)またはプラセボを1対1の割合で無作為に割り付けられ、3週間間隔で2回投与される。主要評価項目は、初回投与から6週間後のモントゴメリー・アスベルグうつ病評価尺度(MADRS)スコアのベースラインからの変化をプラセボと比較して測定する。
AdHLP003は重水素化シロシン類縁体で、米国食品医薬品局(FDA)から画期的治療薬指定(Breakthrough Therapy Designation)を受けている。過去の第2相試験では、高い奏効率(100%)と寛解率(71%)が示されており、その有効性への期待は高い。
市場の潜在性
同社は、市場の可能性を示す参考情報として、ジョンソン・エンド・ジョンソンが販売するスプレー式抗うつ薬SPRAVATOの売上高に言及した。SPRAVATOの2026年第2四半期の世界売上高は5億8400万ドルで、前年同期比で40.8%増加しており、この分野の大きな商業的潜在力を示唆している。
現在、PARADIGMプログラムの2つ目のピボタル試験である「EMBRACE」では、引き続き被験者登録が進められている。両試験の対象者は、安全性や臨床効果の持続性を評価する長期継続投与試験「EXTEND」に参加する可能性がある。