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フロンティア航空、第3四半期利益見通しを上方修正 競合撤退が追い風

Summary
米格安航空フロンティアは、競合スピリット航空の市場撤退を背景とした旺盛な需要と運賃上昇を受け、第3四半期の利益見通しを市場予想を上回る水準に引き上げた。
米格安航空会社(LCC)のフロンティアは29日、第3四半期の業績見通しがウォール街の予想を上回ると発表した。競合であったスピリット航空の市場撤退を背景に、航空運賃の上昇と旺盛な旅行需要が追い風となっている。
予想を大幅に上回る業績見通し
デンバーに本拠を置くフロンティアが示した第3四半期の1株当たり利益(EPS)見通しは、10セントの損失から10セントの利益の範囲だった。これは、LSEGがまとめたアナリスト予想の29セントの損失を大幅に上回る水準だ。
同社はまた、第4四半期の利益についても、損益分岐点から1株当たり20セントの黒字を見込んでいる。アナリスト予想は24セントの黒字だった。この発表を受け、同社株は時間外取引で2.4%上昇した。
競合の撤退と運賃上昇
今回の強気な見通しの背景には、最大の競合相手であったスピリット航空が5月に米国市場から撤退したことがある。これによりフロンティアは、中東情勢の緊迫化によるジェット燃料費の高騰を吸収するため、より速いペースで運賃を引き上げることが可能になった。
Adこの傾向は第2四半期の業績にも表れている。
- 売上高: 過去最高の12億8000万ドルを記録
- ユニット収益(単価の指標): 前年同期比28%増の11.52セント
- 供給キャパシティ: 8%増
燃料費高騰への対応
一方で、コスト面では課題も残る。第2四半期に支払った燃料費は1ガロン当たり4.17ドルと、前年同期比で77%上昇。燃料費総額はほぼ倍増の4億3600万ドルに達した。同社は運賃引き上げに加え、新型のエアバス機材の納入延期や旧型機材の早期返却といったコスト管理策も進めている。
こうした取り組みの結果、第2四半期の1株当たり損失は10セントとなり、前年同期の31セントの損失から赤字幅が縮小。アナリストが予想していた48セントの損失よりも良い結果となった。