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ケプラー、エピロックの投資判断を「買い」に引き上げ 鉱業サイクルの追い風を評価

証券会社ケプラー・シュブルーは、スウェーデンの鉱山機械メーカーであるエピロック(Epiroc)の投資判断を「ホールド」から「買い」に引き上げた。目標株価も245スウェーデンクローナから300クローナに引き上げており、これは現行株価に対し18.6%の上昇余地を示唆する。
評価引き上げの背景
ケプラーはレポートの中で、エピロックを「上昇余地のある、質の高い鉱業関連銘柄」と評価。堅固な資本構成、クラス最高水準の収益性、強力なキャッシュコンバージョンを強みとして挙げた。
同行は、エピロックが現在の鉱業サイクルにおいて特に魅力的な分野に強みを持つと指摘。具体的な追い風として以下の点を挙げている。
- 銅や金といったコモディティへのエクスポージャー
- 老朽化した設備の更新需要
- 探査活動の回復
- アフターマーケットおよび事業運営費(OPEX)関連の需要拡大
さらに、電動化の推進、工具・アタッチメント部門の回復、およびM&A(合併・買収)がさらなる成長の原動力になるとの見方を示した。
業績見通しを上方修正
Ad今回の投資判断引き上げに伴い、ケプラーはエピロックの業績見通しも更新した。2026年および2027年の調整後EBIT(金利・税引前利益)見通しをそれぞれ5.6%、14.8%上方修正。2025年から2028年にかけての調整後EBITの年平均成長率(CAGR)は13.5%に達すると予測している。
また、売上高の成長率見通しも2026年は6.2%、2027年は12.8%に引き上げた。ケプラーは「収益が加速するにつれてバリュエーションのプレミアムが縮小しており、魅力的なリスク・リワードのプロファイルが見られる」と分析している。
他社も強気な見方
エピロックに対する強気な見方は他の金融機関からも示されている。先月にはBofAセキュリティーズも、同社の投資判断を「アンダーパフォーム」から「買い」へと2段階引き上げ、目標株価を330クローナに設定した。
BofAは、今後4年間で大規模な銅プロジェクトに関する最終投資決定(FID)が相次ぐ見通しであることを、格付け引き上げの主な理由として挙げていた。