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FOMC当日の株式市場の傾向は?シティが過去のデータを分析

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米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ決定を控え、シティが連邦公開市場委員会(FOMC)開催日の市場の動向を分析した。高頻度データを用いた同行の調査によれば、特に株式市場には声明発表と記者会見を境にした典型的な値動きのパターンが存在するという。
利上げ初日は「必ずしも弱気ではない」
シティの分析によると、利上げサイクルの「初回利上げ」が必ずしもその日の株価にとって弱気材料になるわけではないことが示された。これは、市場が実際の政策変更の前に引き締めのリスクを大部分織り込んでいるためだと考えられる。
- 過去7回の初回利上げのうち、米国株が上昇したのは4回。
- 一方で、債券、金、為替市場では一貫した方向性は見られなかった。
日中の値動きに見られる典型的なパターン
FOMC開催日における日中の値動きには、おなじみのパターンが見られるとシティは指摘する。株式市場は声明発表後にまず好意的な初動を見せるが、議長の記者会見が始まるとその上昇分を失い、最終的に小幅安で取引を終える傾向がある。
Ad具体的には、声明発表5分後の株価上昇は記者会見後に解消されることが多い。逆に、初動で下落した場合は、取引終了にかけて下げ幅を拡大する傾向があるという。過去のデータでは、最終的に約10ベーシスポイントのマイナスで引けることが多かった。
債券市場と最近の傾向
米国債市場では、声明発表直後の条件反射的な動きがその日の変動の極端な値となることが多い。その後、利回りは引けにかけて平均回帰する傾向があるが、時には数日間にわたって反応が続くこともある。
シティは、直近12回の会合ではリターンはまちまちだったとしつつも、最近の複数の決定では株式がより否定的に反応していると付け加えた。日中の値動きは、利上げ決定そのものだけでなく、その後の記者会見のトーンやより広範なニュースフローを反映することが多いと結論付けている。