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チョバーニ、「ゼロシュガー」ヨーグルト巡る訴訟に直面へ 米控訴裁が判断

Summary
米連邦控訴裁判所は、チョバーニ社の「ゼロシュガー」ヨーグルトの表示が消費者を欺いているとする集団代表訴訟を再開させる判断を下した。製品に含まれる甘味料アルロースが焦点となっている。
米国のヨーグルト大手チョバーニ社が、「ゼロシュガー」と表示した製品を巡り、消費者を欺いたとして提起された集団代表訴訟に直面することになった。シカゴの第7巡回区連邦控訴裁判所は月曜日、下級裁判所の判断を覆し、原告側の訴えを認める決定を下した。
訴訟の経緯と争点
この訴訟は、原告であるジェームズ・フランコ氏とアビゲイル・フランコ氏が2023年に提起したもの。両氏は、チョバーニ社の「ゼロシュガー」ギリシャヨーグルトが、天然甘味料であるアルロースを1食分あたり4グラム含んでいるにもかかわらず、「無糖」と表示されているのは不当だと主張している。
米食品医薬品局(FDA)の規制では、食品が「ゼロシュガー」または「無糖」と表示できるのは、1食分あたりの糖類が0.5グラム未満の場合に限られる。原告側は、糖類の含有量を知っていれば同製品を購入しなかったか、より安い価格でしか購入しなかったと訴えている。
控訴裁判所の判断
トーマス・カーシュ巡回判事が執筆した判決文によると、裁判所はFDAの見解を重視した。FDAは、総糖類にはアルロースを含む全ての単糖類が含まれるとの立場を示しており、裁判所はこの見解を「徹底的で、その推論は妥当」と評価した。
Adチョバーニ側は、FDAの規制が糖類の例としてブドウ糖や果糖などを挙げているのみで、アルロースは含まれていないと反論していた。しかし、カーシュ判事は、「チョバーニ製品の(無糖という)絶対的な約束を考慮すれば、消費者がラベルに騙されたという原告の主張はもっともだ」と述べ、チョバーニ側の主張を退けた。
今後の見通しと市場への影響
この判断により、訴訟はシカゴの連邦地方裁判所に差し戻され、審理が継続されることになる。ニューヨークに本社を置く非公開企業のチョバーニにとって、今回の判断は法的な打撃となる。
今回の判決は、アルロースなどの代替甘味料を使用し、「ゼロシュガー」を謳う他の食品・飲料メーカーのマーケティング戦略にも影響を与える可能性がある。チョバーニは、本件に関するコメントの要請にすぐには応じていない。