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セレクトス株が急落、バークレイズが投資判断を2段階引き下げ

Summary
遺伝子編集企業セレクトス(CLLS)の株価が水曜日に14.6%急落。バークレイズが新規プログラムへの懸念を理由に、投資判断を「アンダーウェイト」へ2段階引き下げ、目標株価を9ドルから1.30ドルへ大幅に下方修正した。
遺伝子編集企業のセレクトス(Cellectis SA, NASDAQ: CLLS)の株価が水曜日の取引で急落した。英国の金融大手バークレイズが、同社の投資判断を2段階引き下げ、目標株価を大幅に下方修正したことが売り材料となった。
格下げの詳細
バークレイズのアナリスト、ルーカス・シャムウェイ氏は、セレクトスの投資判断を従来の「オーバーウェイト」から「アンダーウェイト」へと2段階引き下げた。これは、市場平均を上回るパフォーマンスが期待されるとの見方から、下回るとの見方への大幅な転換を意味する。
これに伴い、目標株価も従来の9.00ドルから1.30ドルへと大幅に切り下げられた。この厳しい評価を受け、同社の株価は水曜日に14.6%下落した。
評価引き下げの背景
シャムウェイ氏は格下げの理由として、セレクトスが手掛ける新規プログラムに対する「確信の欠如」を挙げている。具体的には、重度の高トリグリセリド血症を対象とする「.HEAL-101」と、高コレステロール血症を対象とする「.HEAL-201」の将来性について否定的な見解を示した。
Adアナリストの評価モデルにおける主な変更点は以下の通り。
- 新規プログラムの1株あたり正味現在価値(NPV)をマイナスと評価(.HEAL-101:-4ドル、.HEAL-201:-2ドル)
- lasme-celの評価を0ドルから-1ドルに引き下げ
- 従来それぞれ4ドル、1ドルと評価していたeti-celとその他パイプラインの価値をモデルから除外
今後の見通し
アナリストノートによると、セレクトスは.HEAL-101について、2027年第1四半期に中国で臨床試験を開始することを目指している。しかし、バークレイズの新しい評価モデルは、これらの新規プログラムの価値を認めず、ロイヤリティとマイルストーンで各2ドル、現金5ドル、負債-1ドルを織り込むにとどまっている。
また、同モデルは2027年後半に同社が新たな資金調達(増資)を行うことを想定しており、投資家にとっては将来的な株式価値の希薄化リスクも意識される内容となっている。