
欧州国債、方向感に欠ける展開 米インフレと域内経済指標を消化
欧州の国債利回りは、予想通りだった米CPIを好感する一方、原油高によるインフレ懸念や英国の堅調なGDPが利下げ期待を後退させ、強弱材料が交錯する中で横ばいで推移した。
Section
The latest forex coverage from the TrustFinance editorial desk.

欧州の国債利回りは、予想通りだった米CPIを好感する一方、原油高によるインフレ懸念や英国の堅調なGDPが利下げ期待を後退させ、強弱材料が交錯する中で横ばいで推移した。

7月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想と一致したことを受け、FRBの9月利上げ観測が後退。これを受け、木曜日の外国為替市場では米ドルとアジアの主要通貨は安定した動きとなった。

円が対ドルで160円台に迫り、先日の日米協調介入による上昇幅の約半分を失った。市場では、米国の強力な支援姿勢が示される一方、その介入余力の限界を指摘する声も強まっている。

主要通貨は、米国の重要なインフレ指標と中東の地政学的リスクを前に、狭いレンジでの取引となっている。市場は、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策の先行きを見極めるための新たな材料を待っている。

原油価格の上昇と好調な国内雇用統計を背景に、カナダドルが対米ドルで約8週間ぶりの高値圏を維持している。市場は米・カナダ間の貿易協議の行方も注視している。

ドイツ銀行が中国当局から人民元清算銀行として正式に指定された。欧州の銀行としては初の事例であり、人民元の国際化と中欧間の金融連携を加速させる動きと見られる。

外国為替市場で円が対ドルで下落し、再び160円台が視野に入った。7月下旬の日米協調介入による円高効果が薄れており、市場では当局による再介入への警戒感が高まっている。

原油価格の上昇と米連邦準備制度理事会(FRB)高官のタカ派的な発言を受け、米国の長期国債が売られ、10年債利回りは数カ月ぶりの高水準に迫った。市場は今後のインフレ指標に注目している。

米労働省が発表した7月の消費者物価指数(CPI)が市場予想と一致し、インフレの鈍化を示した。これを受け、9月の米連邦準備理事会(FRB)による追加利上げ観測が後退し、外国為替市場でドルが下落した。