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ドルとユーロは横ばい、米CPIとホルムズ海峡情勢を前に様子見ムード

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Aug 12, 20261 min read
ドルとユーロは横ばい、米CPIとホルムズ海峡情勢を前に様子見ムード
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主要通貨は火曜日、米国の重要なインフレ統計の発表と中東の地政学的リスクを控え、方向感に乏しい展開となった。外国為替市場のトレーダーは、世界的な金融政策の行方を占う上で重要な材料を待っており、様子見姿勢を強めている。

## 市場の注目は米CPIに

外国為替市場は、相反する複数の要因が交錯する中で静かな取引となっている。ドルインデックスは99.84近辺で安定し、ユーロ/ドルは1.1540ドル付近でほぼ横ばいで推移している。

市場の最大の注目は、水曜日に発表される米消費者物価指数(CPI)に集まっている。市場予想では、変動の大きい食品とエネルギーを除くコアCPIは前月比0.2%の上昇が見込まれている。この結果は、米連邦準備制度理事会(FRB)の次の一手を占う上で極めて重要となる。

予想を下回る弱い数値となれば、労働市場の減速が物価上昇を抑制しているとの見方が強まり、FRBの利上げ休止期間が長期化するとの観測を後押しする可能性がある。逆に、予想を上回る結果となれば、金融引き締めが再開されるとの懸念から市場が混乱する恐れがある。

## 複雑化するマクロ環境

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市場の慎重姿勢の背景には、最近発表された弱い米雇用統計がある。米労働省によると、7月の非農業部門雇用者数は予想外の2.3万人減少となり、過去数ヶ月の数値も大幅に下方修正された。これを受けて9月の利上げ観測が後退し、ドルは夏の高値から下落した。

一方で、ドルの一段の下落を抑制しているのが、エネルギー価格の再上昇とペルシャ湾地域の地政学的緊張である。ホルムズ海峡の通航を巡る外交交渉が難航し、原油の国際指標価格は数週間ぶりの高値に急騰した。この状況は、特にエネルギーを輸入に頼る欧州やアジア経済にとって、インフレ圧力を高める要因となっている。

## 各中央銀行の動向

オーストラリアでは、準備銀行(RBA)が市場の予想通り政策金利を4.35%に据え置いた。ミシェル・ブロック総裁は、持続的な物価圧力への警戒を緩めない姿勢を示し、インフレ上振れリスクに対する追加利上げの可能性を排除しなかった。このタカ派的な姿勢が豪ドルを支え、対米ドルで0.7055ドル近辺での安定した推移につながっている。

ユーロは、ユーロ圏内の経済動向と外部からのエネルギーショックとの綱引きの中で、狭いレンジでの取引が続いている。市場参加者は、今週後半に発表されるユーロ圏の第2四半期GDPや、独仏西の7月インフレ率確報値に注目している。これらのデータは、欧州中央銀行(ECB)が9月に金利を据え置くかどうかの判断材料となるだろう。

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