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BofA、英国保険セクターのカバレッジ再開 アビバとアドミラルを「買い」推奨

バンク・オブ・アメリカ(BofA)証券は、英国の保険セクターに対するカバレッジを再開し、同セクターが英国市場全体や欧州の同業他社を上回る魅力的な配当利回りを提供しているとの見方を示した。個別銘柄では、アビバ(Aviva)とアドミラル・グループ(Admiral Group)を「買い(Buy)」推奨としている。
魅力的な配当利回りに着目
BofAの分析によると、英国保険セクターの配当利回りは4.8%から7.6%の範囲にあり、これは英国市場全体の3.3%や欧州保険セクターの4.7%を大幅に上回る水準だ。
同行は、職域年金、個人向け貯蓄商品、年金、保障性商品などの分野で成長機会があると指摘。一方で、信用スプレッドの縮小による利益率への圧力、競争激化、投資費用、事業構成の変化などがリスク要因として挙げられている。また、今後の英国の予算編成に伴う政策の不確実性も懸念材料とした。
「買い」推奨はアビバとアドミラル
BofAは、アビバを「買い」と評価し、目標株価を800ペンスに設定した。同社の2027年予想株価収益率(PER)は11.8倍で、2025年から2028年にかけて年率11%の営業一株当たり利益(EPS)成長が見込まれる。今後3年間で時価総額の24%を株主に還元する可能性があると分析している。
Adアドミラル・グループについても「買い」とし、目標株価を4,200ペンスとした。自動車保険料の改善を背景に年初来で株価が35%上昇しており、2025年から2028年にかけて年率約8%のEPS成長を予測。再保険構造が資本効率の高い成長を支えていると評価した。
その他主要銘柄は「中立」
リーガル&ジェネラル(Legal & General)、M&G、スタンダード・ライフ(Standard Life)については、投資判断を「中立(Neutral)」で再開した。
これらの銘柄は魅力的な利回りを提供するものの、BofAは株主資本簿価の成長に課題が残ると指摘。特にリーガル&ジェネラルは年金リスク移転市場での競争、M&Gは収益拡大よりもコスト削減に注力している点が挙げられた。スタンダード・ライフはエイゴンUK(Aegon UK)の統合を控えている。