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ビオンテック、肺がん治療薬の好結果で株価急伸 全生存期間が約2倍に

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Sep 14, 20261 min read
ビオンテック、肺がん治療薬の好結果で株価急伸 全生存期間が約2倍に

Summary

独バイオ医薬品大手ビオンテックは、開発中の肺がん治療薬が第3相臨床試験で全生存期間を標準治療の約2倍に延長したと発表しました。この結果を受け、同社の株価は14日の時間外取引で大幅に上昇しました。

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Background

独バイオ医薬品企業のビオンテック(NASDAQ: BNTX)は14日、開発中の肺がん治療薬に関する良好な臨床試験データを発表し、これを受けて同社の株価はプレマーケット(時間外)取引で6.4%急伸しました。発表によると、この新薬候補は患者の全生存期間を標準的な化学療法のほぼ2倍に延長させる結果を示しました。

良好な治験結果の詳細

同社が発表したのは、肺がん治療薬「ゴチストバート(gotistobart)」に関する第3相臨床試験(PRESERVE-003)の第1ステージにおける最新データです。この試験は、免疫療法および化学療法による先行治療後に病状が進行した扁平上皮非小細胞肺がん(NSCLC)患者を対象としています。

2026年7月17日時点のデータカットオフで、主な結果は以下の通りです。

  • 全生存期間中央値(mOS)は、ゴチストバート投与群で18.5ヶ月であったのに対し、標準治療である化学療法(ドセタキセル)群では10.0ヶ月でした。
  • 追跡期間中央値は25.4ヶ月で、ハザード比は0.56、名目p値は0.0295と、統計的に有意な改善が示されました。

この結果は「2026年国際肺癌学会議(IASLC)」で発表されました。

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開発中の薬剤と今後の見通し

ゴチストバート(BNT316/ONC-392)は、OncoC4社と共同で開発されている治験中のCTLA-4標的免疫療法薬です。腫瘍の微小環境内で制御性T細胞を選択的に除去するよう設計されています。安全性プロファイルは管理可能とされ、グレード3以上の治療関連有害事象の発生率は、ゴチストバート群で44.4%、ドセタキセル群で48.8%でした。

この薬剤は、米国食品医薬品局(FDA)から2022年に迅速承認審査制度(ファストトラック)の指定を、2025年には扁平上皮NSCLC治療薬として希少疾病用医薬品(オーファンドラッグ)の指定を受けています。現在、試験の主要部分である第2ステージが世界160以上の施設で進行中です。

市場への影響

今回の良好なデータは、投資家から高く評価されました。この種の進行性肺がん患者に対する現行の標準治療では、生存期間中央値が1年未満とされており、ゴチストバートが生存期間をほぼ倍増させたことは、大きなアンメット・メディカル・ニーズに応える可能性を示唆します。今後の開発と承認プロセスが順調に進めば、同社の新たな収益の柱となることが期待され、株価への強い追い風となりました。

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