
ポンド、米財務省の国債買い入れでドル安続き堅調
英ポンドは、週初に発表された米財務省の国債買い入れオペ拡大がドル安地合いを継続させていることを背景に、対ドルで堅調に推移している。市場ではリスク選好ムードが広がっている。

英ポンドは、週初に発表された米財務省の国債買い入れオペ拡大がドル安地合いを継続させていることを背景に、対ドルで堅調に推移している。市場ではリスク選好ムードが広がっている。

米国の財政赤字拡大や根強いインフレへの懸念から、世界の国債利回りが2週連続で上昇した。米当局による市場沈静化の試みも一時的な効果にとどまり、米10年債利回りは再び4.70%に迫っている。

UBSは、米連邦準備制度理事会(FRB)と欧州中央銀行(ECB)の金融政策の方向性が乖離するとの見方から、ユーロ/ドル相場の目標価格を1.17から1.20に引き上げた。

スイスの金融大手UBSは、英ポンドが欧州で最も高い水準の利回りを提供していることを背景に、今後数カ月でさらに上昇するとの見方を示した。依然として大きいポンドのショートポジションの解消も、上昇を後押しする要因と指摘している。

UBSは、日米の金融政策の方向性の違いを理由に、円に対する「中立」の投資判断を維持した。同行は、ドル円相場が2026年末までに160円に達するなど、高値圏での推移が続くと予測している。

シティグループは、米財務省による長期国債の買入拡大がドル安要因になると分析し、ドル指数の3ヶ月見通しを大幅に下方修正した。11月の中間選挙を控えた政治リスクも、短期的なドルの重しになるとみている。

米財務省が長期金利の上昇を抑制するため国債買入オペの拡大を発表したことを受け、ドルが広範に下落。リスク選好ムードが広がる中、英ポンドは対ドルで堅調に推移している。

米国のインフレ鈍化を示す経済指標が相次いだことを受け、ドルが2カ月ぶりの安値水準に下落した。市場では、米連邦準備制度理事会(FRB)が9月の会合で利上げを見送るとの見方が強まっている。

インド政府は、輸出代金のインドルピー建て決済に対し、外貨建て決済と同等の貿易優遇措置を適用すると発表した。自国通貨の国際的な利用を促進する狙いがある。