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AIクラウド株ネビアスとコアウィーブが急落、メタの市場参入が重荷に

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Jul 29, 20261 min read
AIクラウド株ネビアスとコアウィーブが急落、メタの市場参入が重荷に

Summary

AIクラウドインフラを手がけるネビアスとコアウィーブの株価が、メタの余剰計算能力の収益化計画を背景に急落しています。競争激化への懸念から、両社の株価は直近1ヶ月で35%以上下落しました。

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AI(人工知能)向けクラウドインフラ市場の有力企業であるネビアス(NBIS)とコアウィーブ(CRWV)の株価が、厳しい売り圧力にさらされている。メタ・プラットフォームズがAI向け計算能力の余剰分を外部に提供し、収益化する計画を発表したことが直接的な引き金となり、両社の事業環境に対する懸念が広がっている。

競争環境の激変が株価を直撃

両社の株価は、このニュースを受けて大幅に下落した。Investing.comのデータによると、7月29日の取引でネビアスの株価は前日比-11.07%、コアウィーブは-7.84%の下げを記録。過去1ヶ月間の下落率は、ネビアスが-42.12%、コアウィーブが-35.08%に達している。

市場が懸念しているのは、メタが保有する膨大なGPU(画像処理半導体)クラスターをレンタル市場に投入することによる競争の激化だ。GPUレンタルを中核事業とする両社にとって、これは事業の根幹を揺るがしかねない脅威と見なされている。さらにコアウィーブにとっては、スペースXもAI計算能力のレンタル市場に参入するとの報道も、さらなる競争圧力として意識されている。

個別の懸念材料も浮上

全体的な市場環境の悪化に加え、各社固有の懸念材料も株価の重荷となっている。

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  • ネビアス (NBIS): 2026年の設備投資(Capex)見通しを200億~250億ドルに引き上げた一方、新たな設備が収益に貢献するのは2027年上半期以降とされている。また、CEOやCTOを含む経営陣が過去90日間で1億4000万ドル以上の自社株を売却したことも投資家心理を冷やした。
  • コアウィーブ (CRWV): 2026年度の1株当たり利益(EPS)見通しは-3.81ドルの赤字であり、設備投資額も従来の290億ドルから340億ドルへと増加している。7月13日には最高デジタル責任者(CDO)による449万ドルの株式売却も明らかになった。

長期的な成長性と短期的なリスク

テクニカル指標を見ると、両銘柄ともに短期的に「売られ過ぎ」の領域に入っている。相対力指数(RSI)はコアウィーブで29.8と30を下回り、ストキャスティクスRSIは両銘柄で0.0まで低下しており、売りが一巡する可能性を示唆している。しかし、ADX(平均方向性指数)は依然として強い下降トレンドを示しており、下落が続くリスクも残る。

一方で、強気な見方も存在する。ネビアスについては、AI半導体の最大手であるエヌビディアが9.3%の株式を保有していることが判明しており、これは強力な信任投票と見なせる。また、バンク・オブ・アメリカはコアウィーブの目標株価を140ドル(現状から+126%の上昇余地)に据え置いている。AI計算能力への需要が構造的に拡大するという長期的な成長シナリオは依然として有効だが、短期的には競争激化のニュースを消化し、株価が底を打つのを待つ展開となりそうだ。

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